ブログ「クロロフィル通信」

2015.07.31 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

細葉に種子と実がつき始めました。

場所は弊社構内周りに多分暴風除けで植栽されたのだと思います。
細葉はイヌマキ(犬槇)と言います。
(学名:Podocarpus macrophyllus)
マキ科マキ属の常緑針葉高木で関東以西で分布しているようです。

子供のとき、細葉の実が食べられることは聞いていましたが実際のところ食べたことはありません。
構内入り口の細葉に沢山の実がついていて凄いなーと感心しました。


ただしどの部分が食べられるか実際のところ知りませんでした。
先端の実は種子で毒成分があり食べられないようです。
種子の付けねの部分が次第に膨らんでいって熟すると赤くなり、実は甘くなり食べられるようになるそうです。

 ネットで調べてみました!

細葉は低木のイメージがあります。
これは防風対策などで垣根で活用されてきたからと思います。
子供のとき親から地元の神社にも使われているんだよと聞いて子供ながらにふーんそうなんだ。
神社の柱は凄く太くって高さもあります。
確かに神社境内には細葉の樹が立派に大木になって育っていました!1本だけでしたが。
細葉は杉や檜と同じ価値がありながら暴風対策などの対策で垣根、庭木にしか使われていなかった。
今もそうですが。
当時本来の姿、杉や檜のように扱って欲しいなと子供ながらに思いました。

本題を忘れていました。
実の味はどんな味なんでしょうか?種子はそんな毒性は無いのでは?結果味はまずいんでしょうね!
想像すると素朴な味がしそうです。やっぱ自然、Natureを大事にしましょう。


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記事 経営企画部 スタッフより

2015.07.16 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

” 緑のカーテン ”

 今年も弊社本社の倉庫壁面にプランターで「緑のカーテン」に挑戦しています。
昨年は、全てゴーヤでしたが、今年は「宇宙いも」の栽培にチャレンジしています。

【内訳】
ゴーヤ : 17プランター ・ 宇宙いも : 15プランター


「宇宙いも」
 熱帯アジア・フィリピン原産のヤマイモ科の植物。霜が降りるころ10cm前後の大きなムカゴがたくさんできることから、宇宙に浮いた隕石のようということで命名された。つるの生育はゴーヤより旺盛でよく葉が茂るので、緑のカーテンとして最適。食味はヤマイモのムカゴに似ていて、ザクザク切った豚汁にいれたり、栗のように炊き込みご飯にすると美味しい。(日光種苗(株)様より提供)


 5/中旬にプランターに植えて最初は朝・夕涼しいせいか生育がおそいな~と思っていましたが、6月中旬より一気に葉が大きくなりゴーヤを追い越す勢いで伸びています。害虫にも食べられました。アブラムシ・青虫・最近ではカナブンが葉をバリバリ食べていますので目が離せません。



 どこにムカゴが着くのだろう~、花が咲いて実になるのか・・・・・?、と見ていると大きな葉の付けねにそれらしき物体が膨らんできました。これがムカゴになるのか~(まだ疑問視しています)暑い夏に向かい葉がなくならない様に、イモが大きくなるように頑張っていきますので乞うご期待ください。そして社員のみなさん初めての「宇宙いも」を食べましょう。




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記事 種苗課 スタッフより

2015.05.02 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

ドローン

ドローンとは?
雄ミツバチの意味、またはその羽音のようです。
ブンブンという音からプロペラの音 ⇒ 無人航空機(無人飛行ロボット)
制御はラジコン + センサ(ジャイロ・加速度・コンパス・気圧・・・etc)
飛行高度設定はその日の気圧により若干の変動があるようです。
4/24実証試験デモンストレーション会場風景です。
下の写真はドローンです。ドローンの中央下に白く見えるのがスマホです。
会場では関係者・参加者とTV各局大勢の方が参加。


ドローン(無人飛行ロボット)
今後更なる高性能化と活用拡大の可能性がある感じです。
携帯電話など電話のインフラ設備の普及が遅れているところでは重宝されているように色々な場面で使用用途は広いのではと思いました。ただし悪用される可能性もありますので法整備、ルールは重要ですね。

編集室より

2015.04.15 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

忘れな草のお話

先日、先輩から忘れな草の
英語名を教えてもらいました。

忘れな草の英語名は
forget me not。

日本語に訳すと、
「私を忘れないでほしい」に
なるらしいです。

英語の名称は
聞いたことがなかったので、
何故このような変わった名前なのか、
先輩に由来をたずねました。

先輩によると、
忘れな草はドイツの話が
名前の元になっているとのこと。

昔、ドイツで恋人同士の
2人がいましたが、
男性が事故で
亡くなってしまったそうです。

そのとき男性が
「私のことを忘れないでほしい」と
この花を残したそうです。

ドイツから英語圏に
この花の名前が伝わり、
英語で「forget me not」の
名前が付きました。

和名の「忘れな草」は
英語の「私を忘れないで」の
意味が残るように名付けられた
という話があるそうです。


名前の由来は悲しい話ですが、
写真の通りきれいな花です。

弊社、各社の忘れな草の
扱いございますので、
御用命の際は、
よろしくお願い申し上げます。



業務部

2015.04.07 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

種苗(しゅびょう)

今さらだと思われますが、
弊社の社名は
「トヨハシ種苗(しゅびょう)株式会社」
です。

「しゅびょう」と
ひらがなで書きましたが、
これには理由があります。

漢字の「種苗」の
読み方ですが、
ふりがな無しですと
読めない方も多いのかもしれない
と思うことがありました。

先日、インターネットで
「種苗」を検索してみました。

最初に表示された言葉は
「種苗 読み方」でした。

「種苗」は一般的な単語だと
思っていましたので、
この表示に違和感がありました。


しかし、
考えてみると心あたりが・・・。

数年前、社外で書類を
書くことがありました。


所属会社名に「トヨハシ種苗株式会社」と
記入しました。

書類を見た人から、
「会社名は
「トヨハシたねなえ株式会社」ですね?」
と確認されました。

漢字を書き間違えたかと
思いましたが、
相手の読み間違いだと
すぐ気づきました。

修正をお願いして
会社名に「しゅびょう」と
ふりがなをふっていただきました。

先輩にこの話をしたところ、
先輩にも心あたりがありました。

昔、社員旅行で
宿泊した旅館で
「トヨハシたねなえ株式会社の皆様」
と呼ばれ、

苦笑いさせられたことが
あったそうです。

会社名の読み間違いがそれなりに
あるのだということがわかりました。

「種苗」という単語は
案外読みづらい単語なのかもしれない、
と考えをあらためることとなりました。


最後に余談ですが、
「種苗」は稚魚の意味で
使われることもあるそうです。

残念ながら、
弊社はお魚の扱いはございません・・・。

お魚の販売はございませんが、
植物の種と苗は絶賛販売中です!

今後とも、植物の種苗販売会社、
トヨハシ種苗(しゅびょう)株式会社を
よろしくお願いいたします。


業務部

2015.02.20 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

冬の花壇もにぎやかです

当社の本社前には

花が植えられています。


プリムラ、ハボタン、キンギョソウ、
パンジーやビオラです。
本日もきれいに咲いています。


咲いている場所は昨年のクロロフィル通信で
種苗部より紹介させていただきました花壇です。

(↑クリックすると該当ブログに移動いたします。)


11月ごろに植えた花ですが、
いつまで開花した状態で見ることができるのか・・・。
疑問をもちましたので確認いたしました!

プリムラ、ハボタンは
4月頃まで開花しています。

キンギョソウ、パンジー、ビオラは
5月頃まで咲いているとのことです!



こちらのような状態で春過ぎまで
花壇を楽しむことができるようです。

業務部

2014.12.15 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

緑の安全管理士会に参加しました

先日、「緑の安全管理士 東海・北陸大会」に参加し、松くい虫についてお話を聞く機会がありました。

このように赤くなった松を見かけることはないでしょうか。松は紅葉する植物ではありませんよね。赤い松は紅葉している訳ではなく、枯れてしまった為に赤くなっているのです。

松枯れの原因の一つとして、松くい虫…「マツノザイセンチュウ」によるものがあります。マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの気門(呼吸をする管)に入り込み、寄生することで他の木に移動し感染拡大していきます。この松枯れを防ぐには、薬剤によるカミキリムシ駆除や、伐倒駆除が一般的となっています。

しかしここ数年、薬剤散布に規制がかかる事もあって防除が困難になり、この松枯れの被害は急速に広まっているそうです。安全に配慮して薬剤を減らしても、正しい防除方法を行わないと、感染拡大させてしまうだけでなく、結局は環境汚染や人畜への被害に繋がってしまう事も…。何十年かけて育てた松林が、たった数年でほとんど枯れてしまった場所もあるとか。

弊社の場合、農薬や防除関連は園芸作物が対象となる事が多いですが、正しい防除知識を…という事については同じだと思いました。自分も正しい知識、指導ができるようにしていきたいです。


余談ですが会場近くに大須観音があったのでちょっと行ってみました。噂に聞いたとおりに鳩だらけでした!
私がいらん事したせいでこの鳩はみんな逃げてしまい…
近くで鳩の写真を撮っていた男性がいたので非常に申し訳なかったです(--;)笑


≪種苗課≫

2014.11.22 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

花壇も冬仕様に

11月も後半。
朝晩冷えるようになり、だんだんと冬が近付いてきていますね。



本社の花壇に、今年もパンジー、ビオラをみんなで植えました。
色々な種類のビオラを買って来たものの、「配置は任せるわ」と言われると自分のセンスに自信が無くて途端に手が止まってしまい…(--;)笑
「そこはこっちを植えた方がいいんじゃないですか?」「あれはもうちょっと左じゃないの?」とか言いながらも何とか植え終わりました(´▽`;)


パンジー、ビオラは寒さに強く丈夫で、冬でも楽しめる代表的な花ですね。この花が植わると、花壇も冬仕様になってきているなぁと感じます。



今回、私がイチオシなのはこの薄い青紫色&白模様のビオラです。真ん中に更にビオラがあるようで可愛いですよね!
私が花を並べた部分はこのビオラをふんだんに使わせてもらいました(^^)

トヨタネ社員のセンスがいいかどうか…は、お越しになった時に判断してみてください(笑)


≪種苗課≫

2014.08.30 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

千葉県:長生郡白子町 環境制御勉強会開催

トマト生産者の方々の栽培技術向上のために、『 施設内の環境制御のポイント 』と題した勉強会が、長生郡白子町役場にて開催されました。

勉強会の様子 白子町役場内 会議室にて
↑ 白子町役場内 会議室にて ↑


長生郡管内のトマト生産農家さん、JA長生職員・白子町職員・千葉県職員・普及所職員など30名ほどの方々が参加されました。
予定時間は2時間でしたが、3時間ほどに延長するほど質問も多く出て、大変熱心な勉強会となりました。

環境制御に熱心な地元農家のハウス
↑環境制御に熱心な地元農家さんのハウス


当社プロファーム事業部の大月からも、環境制御の中の温度制御・湿度制御を中心にお話をさせていただきました。
生産者の方へも分かりやすく質問もしやすいよう当社研究農場での実践的な事例を多く交えお話いたしました。

基本的な環境制御をよく理解していただき、手間のかかる各種機器の制御にプロファームコントローラー等の統合環境制御装置を使う事により、少しでも楽にハウス内制御ができるようになっていただければと思います。
そしてこれらがきっと増収増益へと繋がり、お客様に喜んでいただけると信じています。

環境制御に熱心な地元農家のハウス


社長室

2014.08.25 [ クロロフィル通信 | オフィスだより ]

サンパチェンスを楽しみにしているのは…



今年も本社前の花壇にサンパチェンスを植えました。
暑い中でも、鮮やかな花を咲かせています。
でも、このサンパチェンスが植えられるのを待っていたのは私たちだけではありません…



探してみると、やっぱり大きく太ったセスジスズメの幼虫がいました。背中の目玉の模様がこちらを見ているようで、頭を丸めているとまるで蛇みたいです。

終齢幼虫は人差し指くらいある大型の蛾の幼虫で、サトイモ、コンニャク、ブドウにも発生します。コナガのように大量発生はしませんが、体が大きい分たくさん食べるので、放っておくと数匹いるだけでも作物は丸坊主です。防除するには早めに発見し、取り除かなくてはいけません。



ちなみに成虫はこんなかんじです。スズメのように活発に飛び回ること、背中の一本線が名前の由来だそうです。

サンパチェンスについた幼虫は、丸坊主にされる前に取り除きました。でも私は殺すのは苦手なので……(--;)
その幼虫をどうしたかは秘密です。

≪肥料農薬担当≫