ブログ「クロロフィル通信」

2024.01.10 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

イチゴ夜冷システムのご紹介

こんにちは。トヨタネ岐阜営業所です。
近年、夏が非常に暑く、農家さんより暑さ対策のお問い合わせをいただくことが多いです。特に岐阜営業所管内ではイチゴ農家さんが多く、イチゴが例年より収穫する時期が遅くなって困っていると言われます。そういった農家さんに当社では早期収穫が可能となる夜冷のシステムをご紹介しております。

【屋根型ハウスの夜冷システム】
  屋根型ハウスの夜冷システム①

屋根型ハウスの夜冷システム②

屋根型ハウスの夜冷システム③

写真のような屋根型ハウスの夜冷システムや、丸型ハウス・トンネルタイプなど様々なタイプを、農家さんのご希望にあわせてご提案しております。是非ともお声がけ下さい。

ご紹介しましたイチゴ夜冷システムにご興味の有る方は、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2023.12.21 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

イチゴ栽培に欠かせなくなった天敵製剤(生物農薬)のご紹介

こんにちは 静岡営業所です。

暑い夏が終わり、静岡の施設園芸で盛んに栽培されているイチゴが、本格稼働する時期になりました。

今回は、イチゴ栽培において最近問い合わせが多く、ハダニ類の防除にかかせなくなった天敵製剤(生物農薬)をご紹介します。

天敵製剤が出始めの頃は、「本当に効果があるのか?」「使ったがハダニが減らない」という声も聞かれましたが、普及や推進活動が進み今ではなくてはならないものになっています。

当社では、㈱アグリセクト様の天敵製剤トップシリーズを主に扱っています。

チリトップ(チリカブリダニ剤)1ボトル2000頭封入
捕食能力に優れて、ハダニ類の成虫、若虫、幼虫、卵を捕食します。

ミヤコトップ(ミヤコカブリダニ剤)1ボトル2000頭封入
ハダニ類を捕食しますが、ハダニ類がいないときは花粉などを餌として食べてハダニの発生を待ちます。

ミッチトップ  1ボトル/チリ400頭 ミヤコ1600頭封入
ミヤコカブリダニとチリカブリダニを混在させて、ハダニ類に対して待伏せと攻撃両方に対応して、ハダニ類を発生初期から抑制して、途中の大量発生を抑えていきます。
あとアブラムシの予防に天敵製剤を使用されている方もいます。

コレトップ(コレマンアブラバチ剤)1ボトル250頭封入
アブラバチがアブラムシに寄生して発生を抑えていきます。但し、寄生しないアブラムシもいます。

天敵導入前には使用農薬に気をつけて導入をお願いします。
トップシリーズは在庫があれば、早期の納品対応が可能です。

天敵製剤は、上手に使えば農薬散布の回数を減らすことができますし、農薬の抵抗性がつき、農薬では防除しにくくなった害虫に対しても効果があります。減農薬になれば、食の安全・安心に対する声に応えることもできます。

イチゴ栽培では、春先に発生してくるアザミウマ類に対する天敵製剤の効果的な使用が推進できれば、生産者の声に応えていけるかなと思います。

今回ご紹介しました天敵製剤につきましては、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2023.12.20 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

ブロッコリーってどこを食べているかご存知ですか?

こんにちは、営業企画課です。
今回は、アブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜「ブロッコリー」についての基礎知識をご紹介します。
近年、栄養価が高く、注目を集めています。
令和3年の市町村別農業産出額では、愛知県田原市が849億円で全国2位です。とくに田原市のキャベツやブロッコリーは日本トップクラスの産地です。豊橋市は384億円で全国14位となっています。

ここでクイズです。皆様が食べているブロッコリーは、どの部分を食べているのでしょうか?
葉っぱでしょうか? 根っこでしょうか?・・・

ブロッコリー

正解は・・・「花の蕾(上記写真中央の緑色の蕾部分)」です!
ブロッコリーは、花の蕾を収穫せずに放置しておくと、花の蕾の粒粒から菜の花に似た花が咲きます。

ブロッコリーには、ビタミンCやカロテン、食物繊維などが多く含まれており、摂取すると風邪予防や美肌効果も期待されます。また、蕾だけでなく茎も食べられるので、茎を捨てるのはモッタイナイです。実は茎の方が、蕾と比べて栄養価が豊富に含まれているそうです。

ブロッコリーは、茹でてマヨネーズで食べるのが手軽で美味しいですが、シチューやアヒージョ、ポタージュなど身体を温めてくれる食べ方も良いですよね。

春ブロッコリー品種一覧 


当社では、ブロッコリーのオリジナル品種をはじめ、数多くの品種を取り揃えております。品種の特性や栽培方法などにつきましては、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問合せ下さい。



2023.12.14 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

2024年春夏のおすすめ家庭菜園苗のご紹介

こんにちは、種苗販売課です。

当社では、3月下旬から4月中旬に毎年家庭菜園向けの苗を販売しております。
今回は、おすすめ品種を3点ご紹介いたします。

おすすめ品種「ピノ・ガール」
小玉西瓜草勢が強いので放任栽培もできて作りやすい西瓜です。
 ピノ・ガール
スーパーでも最近見かけるようになってきたマイクロシードタイプ(種が小さい)の赤肉小玉西瓜になります。

【種子比較「左側がピノ・ガールの種子」】
 種子比較「左側がピノ・ガールの種子」


「おてがるロジたん」メロン
放任栽培ができて作りやすい緑肉ノーネットメロンです。
 おてがるロジたん


「グッピー」ピーマン
青枯病に強く、夏場の焼けや尻腐れも少なく作りやすいピーマンです。
 グッピー

ご紹介した品種の他にも作りやすい品種を中心に各種取り揃えております。苗に関するお問い合わせは、お近くの営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせください。

2023.12.14 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

浜岡営業所で推進中!POフィルムのご紹介

こんにちは、浜岡営業所です。
今回は、季節商品の紹介をさせていただきます。 

静岡県中部では、レタスの露地栽培も盛んです。秋に稲刈りが終わり、その後の田んぼを利用してレタスの作付けをしています。
12月を迎え、気温も下がってきた今、当地区ではトンネル栽培への切り替わり時期です。そこで、浜岡営業所が現在推進しているのが、「トーカン ホットエース」というPOフィルムです。

トーカン ホットエースの使用例

トンネル栽培の被覆材において重要なのは、「作業性」「保温性」「透過性」になります。「ホットエース」は、厚みが“0.065mm”で重量が軽く、展張し易いです。また、保温材の練込みにより温度を保ちます。さらに、その保温材が適度に乳白色のため、作物の焼け軽減といった点にも効果が見込めます。

PDF版はこちら
トーカン ホットエース


静岡県内では、「トーカン ホットエース」の一部導入・試験を行っていただいており、生産者の皆様のお力になれるような商品にしていきたいと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。
「トーカン ホットエース」に関するお問い合わせは、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

2023.12.04 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

高機能液肥「ALA-FeSUTA(アラフェスタ)」のご紹介

こんにちは、渥美営業所です。
寒さも一段と増してきました。体調管理に十分ご注意下さい。

今回は、植物の光合成を促進し、低日照・低温条件でも生育を維持・促進する効果が期待できる高機能液肥「ALA-FeSUTA(アラフェスタ)」を紹介させていただきます。

特徴
・ ALA(5アミノレブリン酸)と2価鉄の相乗効果で光合成に必要な葉緑素を積極的に生成し、代謝能力を向上させます。
・耐寒性・耐塩性を向上させます。
・亜リン酸や機能性糖類を最適に配合しています。
・曇天や雨続きの日、低日照時の作物の生育の維持・促進を手助けします。

使用方法
・1000倍~2000倍で希釈して葉面散布して頂くのがオススメです。
・午前中または、日差しの強い日中を避け午後から夕方に散布してください。
・「ホストップ」、「ホスマグ」など他の液肥と混用するとさらに効果的です。
但し、石灰、硫黄合剤、アルカリ性資材との混用は避けてください。

規格
ALA-FeSUTA  1kg(780ml)
ALA-FeSUTA  10kg

別紙のチラシも合わせてご確認ください。


PDF版はこちら

mamoru_alafesta_2301_ページ_1 mamoru_alafesta_2301_ページ_2


ご紹介した商品のお問い合わせは、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。


2023.11.17 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

パイプハウス用天窓「クールジャパン」のご紹介

皆さんこんにちは。

今回は、サイド換気や谷換気だけではものたりない方や換気効率をもっと高めて作物、人に良い環境を作りたい方、天窓開口部にネットを展張したいが上手に隙間なく張りたい方に向けて、佐藤産業株式会社様のパイプハウス専用の天窓「クールジャパン」をご紹介させて頂きます。耐久性が高く丈夫な天窓を、既存のハウスに取り付ける事ができます。

クールジャパンの特徴・仕様は、以下のとおりです。
【特徴】
・ パイプハウス・丸型ハウス向けの天窓として開発。
・ 錆に強く、耐久性がある
・ パイプ止金具(NPJ)でアーチパイプに設置が可能な為、既存ハウスへの後付けも可能になっております。
・ 屋根面に沿って防虫ネットの展張ができるので、見た目が向上しネットの劣化も大幅に軽減します。

【仕様】
・ 1枚 幅600mm 長さ3000mm で連結可能
・ 材質は、アルミ設計(一部ステンレス)
・ ラックピニオンによる駆動(1mピッチ)

注意)既存ハウスへ後付け設置の場合
▶  屋根(天井)の傾斜角度が緩い、または無いハウスですと設置が困難です。ご注意ください。

PDF版はこちら
クールジャパンカタログ_1 クールジャパンカタログ_2

ご紹介する商品について詳しくは、お近くの営業所または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせください。

2023.11.13 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

作物の低日照・低温対策にこれ一本! ペンタキープのご紹介

だんだんと気温も下がってきて、低日照や低温で作物へストレスがかかってくる時期になってきました。

そんな時期におすすめしたいのが「ペンタキープ ハイパー5000」です。

【ペンタキープ ハイパー5000】
 ペンタキープ ハイパー5000

植物の光合成を高めるALA(5-AminoAcid)を配合した液体肥料です。

[ALAとは?]
・植物生体内に存在する天然のアミノ酸。
マグネシウムと結びついて葉緑素をつくります。
光合成能力の増加による根張りの促進や、葉色が濃くなるなどの効果が期待できます。

~「ペンタキープ ハイパー5000」おすすめポイント~
葉面散布でもタンク投下でも使用可能
→葉面散布は即効性、タンク投下は持続性が期待できます。
 
農薬と混用可能
→消毒の際に混用して葉面散布できます。
→液肥のみで散布しなくてよいので省力化になります。

各作物に使える
→果菜類、葉菜類、花卉など使用事例多数です。

[使用方法]
10a当たり80ml使用。(葉面散布でもタンク投下でも同様です。)
7-10日間隔で継続的に使用がおすすめです。

[使用するタイミング]
トマトなどハウス栽培の果菜類
  1. 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
  2. 3段目の着果から葉面散布もしくは灌水で施用。

ブロッコリー
  1. 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
  2. 定植3週間後に葉面散布。
  3. 2.の10日後に葉面散布。

キャベツ
  1. 苗を2000倍希釈した養液にドブ漬け。
  2. 結球開始後に葉面散布。
  3. 2.の10日後に葉面散布。

[使用時の注意点]
・ 農薬を含むアルカリ性資材、石灰、硫黄剤等との混用は避けてください。
・ 展着剤を含む混合の場合にはご注意ください。

ご紹介しました「ペンタキープ ハイパー5000」ご興味のある方は、弊社HPの「お問い合わせ」、またはお近くの営業所までお問い合わせください。


ペンタキープHyper5000《葉面散布剤》
https://www.toyotane.co.jp/products/002020.html

2023.11.07 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

広域エリアで問い合わせ多数!「イチゴ高設栽培システム」

こんにちは。

あれだけ暑かったのが嘘のように気温も下がり、木々は紅葉をし始め、富士山は雪がみえています。

さて、私達、営業部広域エリアは、毎日西に東に飛び回っております。全国を飛び回っている中で、最も問い合わせが多いのが「イチゴの高設栽培システム」です。
今回は、問い合わせの多いイチゴ高設栽培システムについて簡単にご紹介します。

イチゴ高設栽培システムとは、栽培槽を作業しやすい位置に設置した養液栽培システムの事です。

弊社のイチゴ高設栽培システムの良い所をいくつかご紹介します。
・ 通常の土耕栽培に比べて、作業負担が少ない。
・ 養液栽培がメインなので、イチゴにとって最適な環境を作りやすい。
・ イチゴ狩り観光農園に来られるお客様が、イチゴ狩りをしやすい。
・ 作業をマニュアル化しやすいので、規模拡大がしやすい。
・ 弊社独自の給液管理や栽培管理、給液装置などのマニュアルがあるので、初心者の方でも安心して導入できる。
・ 弊社スタッフの定期訪問や栽培サポートセンターを設けており、栽培時のお困り事をお聞きし、解消に向けアドバイスができる。

全国を回っていると色々なお客様に出会い、様々なご依頼をいただきます。今回は、お問合せが多いイチゴ高設栽培システムについてご紹介させていただきましたが、それ以外の事でもなんでもお気軽にお声掛けください。

今回ご紹介するイチゴの高設栽培システムについて詳しくは、お近くの営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせください。


イチゴの高設栽培システム
https://www.toyotane.co.jp/products/001705.html

2023.10.26 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

POクール試験結果のご報告

こんにちは、営業企画課です。

以前、オカモト株式会社の赤外線を反射する農業用遮熱POフィルム「POクール」を試験中とブログに掲載しました。(2023.05.30 営業企画課の取り組み試験のご紹介
今回は、夏場においての試験結果を報告いたします。

まず、試験内容、条件を簡単におさらいします。
試 験 品:POクール 対照区:他社製PO
試験内容①:4月下旬~9月中頃までの約5ヶ月間の温度データを取り温度比較
試験内容②:夏場の酷暑においての温度比較

比較条件は以下のとおりです。

Aハウス
間口2.8mx奥行30.5mx単棟
妻 0.15 POクール 
天井、サイド 0.1 POクール
Bハウス
間口2.8mx奥行30.5mx単棟
妻 0.15 他社製PO
天井、サイド 0.1 他社製PO

POクールハウス比較

【試験内容①の結果】
・ 劇的な温度差は無いが、平均的にハウス内温度を下げていた。
・ お客様作業時に、体感としてPOクール区と対照ハウス区と比較し、POクールの方が明らかに涼しさを感じた。

【試験内容②の結果(8/28実施)】
・ 最高、最低温度が3℃程POクール区の方が温度低い

 POクール比較_サーモグラフィー画像

【結論と今後について】
・ POクールによる温度低下効果は優位性がある。→夏場の猛暑対策で役に立つ。
・ 猛暑時においても効果を発揮し、ハウス内温度を下げる。→夏場の作業時に、人間にとっても作業しやすい環境を生み出せる。
・ 今後は、冬場の無加温条件で、本試験場所で冬場の試験を行う

POクールの試験結果、報告は以上となります。
人間にとっても作物にとっても、今後ますます夏場の猛暑対策の需要は高まってきます。
そんな時、POクールを思い出していただければ幸いです。
また、冬場においての試験についても、随時ブログにてご報告させていただきたいと考えておりますので、今後も注目していただきますようお願い申し上げます。