ブログ「クロロフィル通信」

2016.12.09 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

きてみやぁ岐阜!

皆さんこんにちは。
今回は、岐阜県って山と川しかないんじゃなの、と思っている皆さんに、岐阜の見所をいくつかご紹介したいと思います。
岐阜

①長良川の鵜飼
鵜飼は今から1300年前から漁として始まりました。
赤々と燃える篝火は見るものを幻想的な世界へといざないます。
見学するには船の予約が必要です。期間は大体5月~10月までです。
ちなみに私は一回船の予約をしたのですが、台風の増水で中止になっていまい、そこから行く機会を失っています。休日の予約は埋まりやすいです。早めのご予約を!

②美濃和紙あかりアート展
美濃と言えば和紙。和紙といえば美濃。
現在でも手漉きの和紙が生産されています。
毎年10月頃開かれるこのアート展では、美濃の「うだつのあがる町並み」に美濃和紙を使ったアート作品が並びます。アート作品には内側から光をともします。
この展示はプロ・アマ問わず、美濃和紙を使用していれば誰でも応募することができます。
観光としてももちろんいいですが、出展してみてもおもしろいですね。

③郡上おどり
夏の二ヶ月にわたって行われるお祭りで、お盆期間は徹夜で踊ります。
地元の人、観光客、関係ありません。みんなで踊ります。
郡上は長良川の上流に位置しており、昔から川と密接に暮らしていました。
湧水は飲料水にしたり野菜や食器を洗うのに利用され、現在でも井戸や水路は地元の人々が共同で管理しています。
美しい町並みの中にはところどころに水路が見受けられ、涼やかな水音を聞くことができます。

④「モネの池」
最近、関市の山の中にある池、通称モネの池が有名ですよね。有名なので詳しくは書きませんが。
晴れの日がきれいに見えるそうなので、行く前に天気予報をチェックしたほうがよさそうです。
まだたくさんありますが、長くなってきたのでココまでにします。

あえて写真は載せておりません!

おんしの目で確かめとくんせぇ!

記事 岐阜営業所 スタッフより   

2016.11.01 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

岐阜営業所がオープンしました!

この度、岐阜営業所のオープンを迎えました。

場所は、名神高速道路「岐阜羽島インター」を出てすぐの所で、新幹線「岐阜羽島駅」から
も1キロ少々の距離と皆様にもお寄りして頂きやすい立地となっております。
このとおり、岐阜営業所といっても南部に位置し愛知県尾張部、三重県北部は非常に近い所
です。

まずは所員5名で開始する運びとなりました。
今までも安城・松阪より訪問させて頂いておりましたが、より近くで地域に密着したサービ
スの向上に努めて行きたいと考えております。


どうか今まで同様のご支援を賜ります様、お願い申し上げます。




記事 岐阜営業所一同


2016.09.28 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

ネナシカズラて何???・・・

こんにちは。

最近市内の生産者から相談がありました。
内容は育苗中のキャベツ苗から糸のような蔓が生えている。
何それと思い現地まで行き確認しました。
確かに茎より生えていました。
相談を受けましたが他社品であることでコメントは差し控えさせてもらいました。

nenashikazura

推測すると寄生植物の類ではないかと考え、
帰社後インターネットで寄生植物で検索。
ネナシカズラにヒットしました。多分これに近いのかも?

聞くところによりますと40年近く前に確認されたようですね。
当時は培養土は購入する時代ではなく農家さんの方で作られていたと思います。
基本材料は、土壌がメインとその他材料、その当りの材料は農家さんで個々に配合が違っていて分かりません。
培養土作りは土壌に含まれている雑草の種子を処理するために焼成行程を行っていたようですね。
焼成処理でも99.99%、完全ということは無く稀に発現もあったのではと思います。
また知っている人を探すことは難しいと思います。

一般的に流通している市販セル培養土の原料はピートモス、バーミキュライト、ゼオライト、パーライトなどの原料を使っているのでこのようなものを見る機会は無いと思います。
市販培養土が一般的になった歴史は浅く、その流れも速く、トマト苗などは培養土購入から苗購入へシフトしていますね。

ネナシカズラ絵
実際のところ寄生すると根は枯れて寄生された植物と一体となるので変な感じですね。


アメリカネナシカズラ
外来植物で元々飼料に混入して日本全域の野や山に広がったようです。
学名: Cuscuta 「からみつく」という意味のギリシャ語 「 kassyein 」 に由来するようですね。
夏から秋にかけていろんなところで見ることのできるヒルガオ科の寄生植物のようですね。
どんな植物や木々にも寄生するようです。
発芽したときには、根も芽もよく分からない糸のように伸びて寄生する植物を探します。
手近な植物に寄生根を出して植物から栄養分を吸収するとともに、根が枯れていきます。 
寄生根で栄養分を吸いながら先へ先へと糸の様なツルを伸ばしていきます。
案外近くで発見出来るかも?ただし私は今だに見たことは無いですね。
広がらない方法として秋口に花咲く時期に種が落ちないよう開花時期に処理するのが良いのかも。
またこの地域では探すのは難しいのではと思います。
日本全国で見られるようですが私も探してみましたが現実見当たりませんでしたね。
この植物が生息するには条件的に合わないのでは、牧場とか自然が多いところでないと難しそうです。


記事 編集室スタッフより

2016.08.25 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

果樹棚線の長さや重さ当りの長さ算出

こんにちは  i (^o^) i

農業で使用される主な誘引線および果樹線などの鉄製線材長さ【目安】について
計算式をつくって見ました。

関心のある方は「上記添付Excel」をダウンロードしてみてください。
なお数式は保護してあります(シートの保護)。






50キログラム巻の外径:約70センチ(外周約220センチ)、内径:約56センチ(内周約180センチ)
ちなみに画像は14番線50㎏巻です。

鋼線の繰り出し方(作業イメージ)
鋼線を繰り出すのに回る回転台相当のものが必要ですね。
馬車などの両輪・車軸付きのものがあると良さそうです。
下の絵は果樹農家さんが棚線を張るときに鋼線を繰り出す作業風景です。

繰り出し
こんな感じですかねー。


記事 編集室スタッフより

2016.08.08 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

『産直向け栽培講習会』を開催

こんにちは!

弊社本社店舗にて、種苗メーカー各三社から講師を招いて
『産直向け栽培講習会』を開催しました。
下の画像は講習会風景です。

※写真はオマケでお話させてもらっている弊社社員です。

内容は、それぞれの時期に旬な作物のオススメ品種紹介や、栽培ポイントなど…。

参加頂きましたお客様にも大変好評でした。
講習会後には講義内容とは別に、普段の栽培管理について質問する方もみえました。

どの講習会も、各メーカーの特色が出ており、私自身も大変勉強になりました。
お客様への、良い情報提供の場となればと考えております。

次回は、11月上旬を予定しております!
興味のあるお客様は、弊社店舗までお気軽にお問合せ下さい。 

店舗 ☎ 0532-46-3709

【お知らせ】
8/23より、葉菜類のプラグ、ポット苗の販売を始めます。
プラグ苗は、8本単位のバラ売りも致します。
是非一度、店舗に足をお運び下さい。

※地域限定情報です。ご了承ください。
(本社店舗周辺の方が対象となります。)

記事 店舗課 スタッフより

2016.07.23 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

メロンの公開調査に参加しました!

こんにちは。
7月も下旬に差し掛かり、暑さも本格的になってきました。
皆様、元気にお過ごしでしょうか?

7/21、弊社研究農場にてメロンの公開調査が行われました。
暑さに負けず、多くの社員が集まりました。

調査は、16品種のアールスメロンの食味、玉揃い、
ネットの状況などの調査を行いました。


(品種別に)

参加者で投票を行いました。
結果、今回一番評価の高かった品種は「グラシア夏系」でした!
他の品種もかなり食味が良いものばかりで、ついつい試食をたくさんしてしまいました。

今ちょうど旬のメロンですが、ビタミンCと葉酸が豊富で栄養補給に適しているそうです。
またカリウムが多く含まれているので、体内の水分バランスを整える働きもあるみたいです。
夏を乗り切るために最適な果物ですね!

メロンを食べて健康的に夏を過ごしましょう!!

記事 施設栽培課 スタッフより

2016.07.13 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

収穫祭参加

皆様こんにちは。

最近本当に暑く、日差しも強いですね。
日に日に日焼けで顔、腕が黒く染まっていっているのを実感しております。(笑)

先日とある法人のお客様のところで収穫祭があり、お招き頂いたため参加して参りました。
収穫物は大玉トマト、エダマメ、とうもろこし、じゃがいもでした。

品種は麗旬です。

大変形が整っており、見るからに美味しそうで、
実際サラダで食べましたがさっぱりとした食味でした。

エダマメです。

品種は湯あがり娘です。

種子は弊社から入れさせてもらいました。
エダマメの収穫は初めてでしたが、樹を真横に倒し、
そのまま引っ張ると根っこからきれいに抜けます。
意外に簡単に抜けますが、やはり大変なのは実を1つ1つ採ることですね。

生産者の苦労がよく分かりました。

その他、とうもろこし(恵味ゴールド)の収穫もしました。
糖度はメロンをも上回るといえる18度のとうもろこしでした。
とうもろこしを生で食べましたが、その甘さに驚愕しました。

生産者の苦労と収穫の楽しさ、採れたての野菜を食べる嬉しさを大いに味わえる1日でした。

記事 浜岡営業所 スタッフより

2016.06.24 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

スイカ試作調査

皆様こんにちは。
梅雨に入り、じめじめした日が続きますね~
先日、スイカの生育調査に行ってきました。




玉の外観や内観、食味等を調査します。
食べ比べてみると、微妙に糖度や食感の違いがあります。
人によって、あっさりしたスイカがいいですとか、シャリ感を重視するなど好みがあるかと思います。

他にもこの時期ですと、スイートコーンやメロンの調査があります。
有望品種は継続して何年か試験をしていきます。
産地に求められる良い品種を見つけていけるよう努力していきます!

記事 豊橋営業所 スタッフより

2016.06.15 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

< ♬ 花 ♬ 美化活動!>浜松営業所

 こんにちは浜松営業所からチョットしたお知らせです。
先日営業所前に花を植えました。



 来客される農家さんや、メーカーの方に少しでも目の保養になればと・・・。
営業所にお越しの際は入口の東側に少し目を向けて頂けたらと思います。

 梅雨入りしましたが、今年東海地区の雨は少ないでしょうか?
雨が降ってしまうとハウス建設工事が進みません。
また梅雨時の今、雨が降らないと夏に水不足の不安があります。


 良くも悪くも、梅雨って本当に必要ですね!

 
 近年は「例年の天候」が通用しなくなってきていると感じています。
体調管理には気をつけてこの夏を乗り越えていきましょう。

記事 浜松営業所 スタッフ一同より

2016.06.09 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

ブドウ雨除けハウスの思い出!

今から約30年前のブドウ雨除けハウスの資料が残っていました。
当時の写真をスキャンしてPDFデータとして残したものです。
4枚しか残っていません。

記憶を頼りにブログ記事を書いてみます。

このハウスの規格
間口4m×軒高約2.5~2.7m位
主骨材:直径38.1mm×長さ5500mmをアーチ状に曲げたものです。
スパン:2750、(この間は概ね450mmで直径19.1のアーチパイプを取り付け。)
被覆フィルム:農サクビ(厚み0.075×幅5400×100m)・外側棟(幅7200)

この写真では谷にレインペットが取り付けてありますが標準は雨水を利用するためにありません。

  


妻面はこの写真では妻柱材は直径38.1とビニペットを使用していますが当初の設計では
直径22.2パイプを縦横使用して妻面フィルムはパッカーで押さえていました。

この仕様変更は良い材料使い部品点数減らしコストダウンと同時に強度アップ、施工のスピードアップ、
その後のフィルム張りのし易さを狙いました。

シンプルがベストです。
材料色々計算をしてこれでいけると判断して仕様を変えました。

このハウスの特徴で一番なのは一部部品の代わりに番線使用していることです。
規格ユタカ 5種メッキ線 10番線(太さ 径3.6mm×50kg)

主骨材と主骨材同士を留める。
中間のアーチとアーチが合わさる谷の留めに使用する。

このユタカ線は一般的に半鋼線と言われ鋼線より柔らかめで作業しやすく捻っても捻じ切れない。
見た目は黄金色ですね!(捻る工具は、ラチェットやドライバーなど)

これを部品に代替するとなるとコストアップになります。
雨除けハウスに求められるのはやはりコスト、大事です。



ブドウ雨除け施設は色々とあります。
愛知県内だけでも空洞のプラスチック線材を使ったもの。
ワイナリーなどの雨除け施設、静岡方面での方式。

私が見たものでユニークと思えたのが大阪方面の雨除け施設。
この施設の外張りフィルムは全て原反張り230~270幅位でここでのハウスはどちらかと言うとパイプ支柱で谷山を作ってフィルムを展張、表現的にはフィルムハウスのイメージを受けました。
換気は原反と原反の間を空けて開閉しているようでした。(画像左をクリックしますと右上)

当時(旧名:食とみどり)羽曳野の試験場へ時々試験の関係で訪問していました。
その当時の出張報告書内画像を取り出してみました。(2003年4月2日撮影)


駒ヶ谷のブドウ(種無しデラウエア)


最後に私が出来なかったこと、標準化です。
身の回りを見ますと基本的な規格の基が尺貫法が基準となっていることが結構あります。
農業資材のマルチやフィルムの幅、田・畑の大きさ、建物、事務所内にあるもの、少なくないです。


施設園芸で使用しているハウス、全国的な施設面積は減ってきています。
圧倒的に多い施設はパイプハウス。

これに代わる次世代型の安価なものが見当たりません。
昔あったハウス、キュウリなどの2間間口のアングル(L鋼)ハウス、ステンレス(L鋼)を使用したハウス、昔あったハウスも参考で頭の中で描いてみますがそれらの販売経験も無く、長所短所の特徴が分からないのでイメージングが難しいですね。現実いいアイデア出てきません。もしアイデアが出ても1人では出来ません。
標準化、強度計算、目標とするコスト・求められる販売価格、作業性、栽培性、環境性、使用する鉄骨目標重量・・・
中々難しいですね。

記事の終わりにここの地域雨除けハウスで栽培している種無しブドウ(巨峰)は大変美味しかったです。
生産者の方の庭先で販売しているものを買ってくる別格でした!

記事 経営企画課 スタッフより