ブログ「クロロフィル通信」

2019.02.28 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

酸素ファイター・情報交換(日本の食卓を考えてみる)

先日魚網会社の方と大栄THA㈱を訪問しました。
訪問した理由、勿論「酸素ファイター」の見学と情報交換です。

大栄THA㈱技術部門の方より
●陸上養殖化(海苔、海藻)が必要なわけ?
・温暖化により北上、安定生産とその地域での雇用などから。
・コンビニなどのオニギリの需要と供給から。
・トコブシなどの貝養殖の餌として海藻養殖。

魚網会社営業系の方より
●漁業分野での課題は海苔の不作なわけ?
海苔
・これは原因として温暖化で海水温の上昇で魚が活発になり海苔の生長点を食べるため不作となっているようです。
海苔の種(胞子)、果胞子(かほうし)とよばれるようです。
私たちが食べる海苔は葉状体(ようじょうたい)とよばれる葉っぱ状のもの。
鯖
・海苔の需要と生活排水の浄化が進みすぎて栄養が不足して海苔などの海藻の育ちが悪いことが考えられるようです。
特にリン酸の除去ようです。

海が綺麗、養分がないことを意味して生長し辛い。
綺麗な海イコール豊かな海ではないようです。

昔江戸前寿司、これは江戸の発展で人工が増えるとともに生活排水が増えそれが江戸(東京)湾に流れ込み富溶化で海が豊かに成り餌(プランクトン)が豊富で魚がよく育った。
当時江戸は百万都市(当時世界一の人工)うまく循環していた。

インターネットで調べてみて参考になることが多くありました。
どこまで行ってもバランスが重要のようです。
漁業、農業共通点多く感じました。

私見ですが陸上養殖であれば現在の養液栽培、水耕栽培技術、肥料技術が活きそうです。
ただしハードルは高そうです。また意見情報交換は必要ですね。
食の再生産維持のためにも業界を超えての付き合いは大事にしたいものです。

※現在Facebookに不具合が出ております。
ご迷惑をおかけいたします。

記事 経営企画課スタッフ

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