2014.01.30 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
田原市で1月24日に行われた寒玉甘藍の審査会に参加いたしました。
審査のねらいは1月中旬に収穫できる、品種特性と地域への適応性の検討です。
まずは立毛審査です。
定植直後に台風が襲来して、品種によっては酷く影響を受けているものがありました。
立毛審査では、球の揃いや外葉のでき方、病害の有無等を審査します。
続いて内容審査を行いました。
内容審査では、形状、色、中身の締まり方、芯の伸び具合や重量を審査し投票します。
投票結果は1位はこの地域で標準的に栽培されている品種の『冬藍』です。
今年も狙ったところでしっかり収穫できて、高評価でした。
2位は当社の番号品種でした。
この品種は残念ながら、商品化には至りませんが、今後も年またぎでしっかり収穫ができ、生産者の方のお役にたつ品種を育成していきたいと思います。
田原営業所 坂神
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2014.01.17 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
1月より田原営業所に異動になりましたので、田原市の農業についてご紹介をさせていただきます。
田原市は農業産出額で市町村別では全国1位を誇る、園芸農業の全国屈指の産地です。(田原市ホームページより引用)
田原市は愛知県の東南端部に位置し、年平均気温16℃、降水量1602㎜、日照時間2,202時間と自然条件に恵まれた地域で、昭和43年に豊川用水が通水して以来、農業の近代化が進み、花き、野菜を中心とする施設園芸や露地野菜で全国有数の産地となりました。(田原農業改良普及課発行「次代に歩み続ける田原農業のために」より抜粋)
田原市の農産物で特に産出額が多いのが、キク、キャベツ、トマト、メロン、ブロッコリーです。
田原市の品質が良い農産物を是非買ってみてください!
田原営業所 坂神
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2013.12.04 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
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2013.11.26 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
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2013.11.26 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
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2013.11.15 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
緑、緑、みどり…!
今の渥美半島は、キャベツ真っ盛り!
場所によっては、こんな風に一面キャベツ畑の風景が見られます。
春には白いトンネルビニールが並んでいたり、何も植えずに空けてあった畑が、キャベツで鮮やかな緑色になっている姿を見ると、緑の絨毯だなぁ、と思います。
こんなにたくさんのキャベツが、どこに行くのかな?…とたまに考えてしまいますが、これが日本全国に出荷されていくわけですよね。
改めて日本の食を支える地域だなぁと実感させられます。
そんな中…こんなスカスカになってしまったキャベツを見つけました。
結球し始めている中心部分を注意深く見てみると…
犯人発見!コナガの幼虫です。
コナガは体は小さいですが、見落として大量発生すると痛い被害を受けたりします。そして一世代のサイクルが15~20日程度と短いので、薬剤の抵抗性もつきやすい…。
今年は雨が少なかったためか、虫が多いようです。
薬剤散布する時は、似たような系統のものを連続散布しないで、異なる系統で防除体形を組むように心がけてみてください。
結局、また虫の話になってしまいました(^^;)笑
≪肥料農薬担当≫
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2013.11.05 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
花壇の住人発見!
事務所の花壇に虫がいると聞いて行ってみると、下の写真の幼虫がいました。緑のカーテンが終了し、社員の方が冬の花壇の苗を植える為に土を掘り返したら幼虫が出てきたようです。
この幼虫は、植物の根をかじってしまうので「ネキリムシ」とも呼ばれていますが、正式な名前は「アオドウガネ」の幼虫です。成虫は鮮やかな緑色で、一般的に「コガネムシ」と呼ばれているのも、この虫なんじゃないでしょうか。外灯にも集まってくるので、どこでもよく見かける虫です。
アオドウガネは、成虫も植物の葉や花を食害し、繁殖力も強いので、栽培する側からすると厄介な害虫です。成虫は飛んで移動してしまうので、幼虫の時に防除するのが基本になります。
育てている植物が食べられているけれど、イモムシが見つからない…という時は、コガネムシが葉裏にくっついていないか確認してみるといいかもしれません。
事務所の花壇の幼虫も退治してほしい…と言われましたが、どうも殺す事は苦手でこっそり他の花壇に移してしまいました…。
何も植わっていない花壇でしたが、担当者に見つかったら怒られそうです(^^;)
≪虫好きの農薬担当より≫
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2013.11.01 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
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2013.07.24 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
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2013.06.25 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]
田原営業所で開催したスイカ品種検討会に参加しました。
参加者は田原営業所、渥美営業所の種苗担当、研究農場のスタッフ、種苗部などなど。
今回は渥美半島の農家さんで試作をしていただいている試作品種の内の5社9品種と基準品種の品種検討会でした。
まず、外観(果皮の色、模様、形、大きさ)などをチェック、次に実際に切って糖度、果肉の色、果皮の厚さなどをチェック、最後に実際に試食をしました。
当然、若い社員とおじさんでは好みが違うので老若男女参加が大事です。
最近の大玉スイカは、丸ごと販売するケースより、1/4から1/8にカットして販売されるケースが増えており、味以外に、果肉が硬めで、果肉の色(カットした際、色がやや薄い方が鮮度が良いように見えるそう)、カット後の棚持ちが良いことが注目されます。
それから農家にとっての作りやすさ(耐病性、土壌の相性、天候不順への適応性など)、収量のバランスがとれている品種が実際の産地では栽培されるようになります。
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