ブログ「クロロフィル通信」

2015.06.18 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

”ラニーニャ現象とエルニーニョ現象”

 農業でも影響を受けることの多い二つの現象ですが、意味としては「エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています」(気象庁HPより)ということだそうです。

 直近では、エルニーニョ現象が2014年夏から発生しているようで、現在も継続中とのことです。エルニーニョ現象の日本への影響を簡単にまとめると、夏季は「低温・多雨・寡日照」となるようで、冬季は「暖冬」となる傾向のようです。

 夏季の傾向だけを見ると、あまり植物には優しくない環境と言えそうです。弊社のお客様には多くの露地農家、施設栽培農家様がいらっしゃいますので、太陽にはしっかりと顔を出してもらい、たくさん光合成をできる天候になってほしいと思います。


【エルニーニョおよびラニーニャの語源について】
スペイン語でエルニーニョは男の子または神の子「幼子イエス・キリスト」を指し、ラニーニャはスペイン語で女の子を指すようです。


記事 施設栽培部【施設栽培課】 スタッフより

前の記事を見る

次の記事を見る

トラックバック

このページのトラックバックURL:
https://www.toyotane.co.jp/p/trackback/000616

コメント

この記事に対するコメントはまだありません。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

前の記事を見る

次の記事を見る