ブログ「クロロフィル通信」

2024.11.22 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

いちご交配の助っ人「ビーフライ」

みなさんこんにちは。営業企画課です。

イチゴを栽培されている方は、ミツバチを使用する時期になってきたのではないでしょうか。

今回は、弊社でも多くの問い合わせがあり、注目されている花粉媒介昆⾍「ビーフライ(ヒロズキンバエ)」をご紹介いたします。

花粉媒介昆⾍「ビーフライ(ヒロズキンバエ)」

【基本情報】
○ 商品形態 蛹状態で1パック約1000匹入
○ 使用目安 イチゴ  4~5パック/10a (ビーフライのみ)

【ビーフライの特徴】
☆ 温度差に強い
 ・ ミツバチが15〜25℃で活動するのに対して、ビーフライは10〜35℃で活動することができ、紫外線をほとんど必要としないため雨天や曇天時に活用することができます。
 ・ 寒冷地でイチゴを栽培されているお客様からの問い合わせも多くいただきます。

☆ 奇形果の発生を抑制
 ・ 軽量なビーフライは蜜だけを餌として利⽤するため、訪花の際に花を傷つけず奇形果の発⽣を抑制できます。

☆ 刺される心配がありません
 ・ ビーフライには毒針がなく、攻撃をしないため安心してお使いいただけます。
その他にも、ミツバチが活動しにくい地域の栽培施設内でも訪花が期待でき、ミツバチに比べて導入のしやすさも注目されています。

【注意点】
☆ 寿命は2週間程度なので連続放飼が必要
 ・ 受粉効果を継続させるためには、7~10日ごとに新しいサナギを導入する必要があります。

施設内では蛹の遭遇温度に注意
 ・ サナギは40℃以上の高温下では死亡します。
 ・ 10℃以下の低温に⻑期間遭遇すると 羽化までに1ヶ月以上要する場合もございます。

ミツバチに使える農薬にも注意が必要
 ・ 農薬が残っているとビーフライが死んでしまう可能性もあります。

ミツバチをお使いの方も、ビーフライとの併用が可能です。是非ご検討下さい。

ビーフライに関するお問い合わせは、お近くの当社営業所、または当社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
https://www.toyotane.co.jp/p/trackback/002834

コメント

この記事に対するコメントはまだありません。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。