ブログ「クロロフィル通信」

2020.07.17 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

RW栽培👉PLACEチャレンジ! 私のアーカイブ

年6作トマトの低段密植、坪単価3万円?
(RWシステムの培地レス)
現実に取り組んだ生産者の方がおられました。
25年前か30年前か分かりませんが?

トマト栽培

定植と同時に次の作の播種、育苗で目まぐるしい状態。
種代と育苗ポット、労働管理費用などのコストが掛かりました。

弊社のような企業にとっては種代やRWポットが売れメリットは有りました。
生産者の方の収益性が上がってもそれなりのコストや労働管理が増えました。

私が得られた事は培地がなくとも栽培できること。
それがその後の私にとっては相当プラスとなった!
培地が保険などのマージンである。

培地があることは、安心の部分、安定できる。
RW、弊社で言うココバッグなどのヤシガラ培地が保険マージン。
また災害発生時や多少の停電でもショックが少なく済む。
安全・安心を買っている。

パーライト耕の試験
これは同じくRWの栽培桶に培地RWの代わりにパーライト。(若干保水性のあるもの)
実際に生産者でも行った。数社取り組んだ。
結論として給液回数でクリアするので問題ないと思いましたが。

メロン

弊社の農場でも実際にメロン栽培で試験栽培を行いました。
当時担当された若い方は既に他界されていますがその時の結果は、
片付ける時は根こそぎ取れる状態と思いました。

メロンの肥大については若干ワンラック下でした。
メロンは大きいほうが高く売れる。
Lクラスが多いと思いました。

今から25年くらい前と思いました。
何でもチャレンジできた時代だったような感じ。
常に変化変化でした。

今の環境制御の取り組みと同様、時代が求めていた。
チャレンジ精神旺盛だった!
今もそうですが出る機会がなくなり出る場所を探していますが。

編集室
スタッフ

2020.07.15 [ クロロフィル通信 | 栽培サポート ]

土壌改良と養液栽培について思う!

弊社でも土壌改良資材はカタログに載っているものだけでも結構あるものです。
また掲載されていない商品も含むと多くあるものです。

地域の土壌にあったもの、その他商材との組み合わせなど様々です。
土壌診断、その圃場を知る。作柄での課題を知る。

トラクター
キャベツの畝立てと同時に施肥です。

お客様からの課題をリサーチする必要があります。

そこからコストや出来る事柄から選択して土壌改良資材の提案です。
土木工事が必要であれば暗渠資材や暗渠工事を提案する。

土壌改良資材で優れたものでも作業性が大変な場合もあります。
必ずしも良い商品が売れるとは限らないことは少なからずあります。

私が営業をしていた時、だいぶ前です。
その時の提案~
土作りは大変な作業を要するということ。
安全性、体格・体力面、性別ハンディー、年代ハンディーなど考慮。
ハウス栽培の場合、当時私は積極的なRW推進派でした。

RW栽培は、土作りというハードルがない分だけ有利である。
土作り期間がない分、栽培収穫期間が長く収益性がある。
シンプルな理由でした。

収益性、コスト、効率、作業安全性、性別や年齢に関係なく推奨出来るRW栽培でした。
当時の偽らざる考えでした。

ただし世の中すべてRWなどの養液栽培ではないです。
営業部門を離れて肥料など商品開発部門へ異動。
考え方を180度というより720度くらい考え方を変えなければならなかった。
かなり戸惑いがありました。原因はRWへハンドルを思い切りきった考えであった。
今はその部門ではないですが見えるようになりました。

良い土作りは毎年の土壌診断と現状把握で考える農業です。

土耕栽培の場合は常に良い土壌を作り出す必要性があります。
土壌のメンテナンス、見えないことを地道に続ける。
土壌診断、pH診断、ECの診断、CECの診断・・・など多くの項目があります。
基本は露地栽培、施設栽培も同様です。

編集室

2020.07.14 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

昭和酵素研究所訪問(日南市)

こんにちは。
昭和酵素研究所について過去の履歴を確認してみました。
唯一確認できたのは出張申請と旅費精算書から2001年(平成13年)10月9日(火)~10日(水)。

出張報告書は発見できず。
目的は新栽培技術プロジェクトαに取り組んでいる栽培農家を視察と
昭和酵素研究所㈱の工場見学等でした。

結構大きな出来事があった時代です。
それは世界中で吹き荒れたBSE。
肥料関係を担当をしていましたのでBSE対策で追われた思い出。
当事者としては今のコロナの比では無かった思い出。
記憶は蘇ってきました。

出張目的:新栽培技術プロジェクトαは今のペンタキープなどです。
宮崎県の種苗会社が全国に先駆けていち早く取り組んでいたものです。

本題の昭和酵素研究所訪問、宮崎市から車で行かないと相当時間がかかるということは事前に聞いていましたがあえてローカル線で向かいました。
確かに秘境駅、途中途中の景色や駅は風情あるものでした。

日南で工場見学をしてから確かプロ野球のキャンプで利用する焼肉店で食事をしました?
当時BSEのさなかで不安でしたね。
焼き肉
あまり食事が楽しくありませんでした!

ただし扱っている商品の製造工場を見て確認することは重要です。
また当時ペンタキープに対する思いを生産者、勧めている会社の意気込みは熱いものがありました。今思うと懐かしいですね。

ピーマン栽培施用
写真はピーマン栽培での施用。

商品を扱う以上商品への愛情は必要です。
溺愛は見えなくなりますので注意する必要があります。
本当にいい商品を届ける。

編集室



2020.07.13 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

昭和酵素、むかし話

昭和酵素、土壌改良材です。
今でも扱っているロングセラー商品。

当社が扱うようになった経緯はある取引会社(種苗会社)からの紹介のようです。
西瓜などウリ類種子の育種が得意な会社だと思いました。

私が聞いたのは担当した20年くらい前です。
実際はもっと前の30年くらい前?
その当たりは古い話なので分かりませんが。

今も続いているのは中身のある「クチコミ」だったということですね。
実際に使ってみて現場での声の紹介をしていただいた。
ロングセラー、ここがポイントだったと思います。

商品は上の写真から昭和酵素S粉状、下は粒状。(20kg)

昭和酵素S粉状

昭和酵素S粒状

昭和酵素
株式会社昭和酵素研究所

「粉状・粒状」それぞれ特徴がありますので使い方のポイントなど
お問い合わせは最寄り営業までお願いいたします。

編集室

2020.07.11 [ クロロフィル通信 | 社内行事 ]

「54期上期勉強会」7月11日(土)開催される。

本日7/11(土)
社内行事のため臨時休業とさせていただき第54期上期勉強会が無事開催ができました。
今年はコロナ禍ということで仕組み「Zoom」を使って行われました。
Zoom準備中
各部署、営業所スタンバイ確認

川西社長の挨拶・上期勉強会発表でスタート。

川西社長上期勉強会発表

会社全体でこのようなZoomを使っての勉強会は初めてです。

最近では通常の業務でもZoom活用が一般的になりつつある昨今です。

コロナ禍を通じて社会がチェンジ出来るのではと思います。

編集室

2020.07.10 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

ヌートリア被害

最近外来種被害について聞く機会がありました。
被害は畑や水田など直接の被害です。

大きな穴を開けられられたり作物を食べられたりして大変でなんともならない。
切実でしたね!最近は罠を仕掛けてもらっても捕獲できない。
奴らも真剣。

罠
写真はヌートリア、ハクビシン用の罠(許可制)

豊橋にハクビシンが住みつくようになったのは知っていますが「ヌートリア」までもなんですね。またジャンボタニシまでも。

昔新城市あたりのブドウやイチゴ栽培農家さんでハクビシンの被害を聞きました。
このような外来種の増加で被害は止まらないようです。

ヌートリアは、外来生物法により「特定外来生物」として指定されています。
飼養・栽培・保管・運搬・譲渡・輸入などが原則的禁止。

ヌートリア

15年ほど前、岐阜県を担当をしていた人に聞いてみるとヌートリアがどこからを追跡をしたことがあるようですがたどっても分からなかったようです。

インターネット検索では
第2次大戦中の軍服の毛皮用、食用として導入されたものとありました。
敗戦と同時に野外に捨てられて野生化したもののようです。
すごく昔でビックリです。

南米原産の哺乳類で、ネズミの仲間で見た目はビーバーのようです。
茶褐色で尾が長い、大きな前歯。まさにビーバーです。

成長すると50~70cm、尾の長さは30~50cm、体重6~9kg程度になります。
相当大きいですね。

泳ぎが得意で河川や湖沼などの水際で生活し、土手などに直径20~30cm程度、奥行き1~6m程度のトンネル状の巣穴を掘るようです。

農作物被害は 稲やニンジン、サツマイモ、キャベツ、レンコン、トマト、カボチャなどなど。
ヌートリアに限らず、野生動物は病気を持っていることが考えられるので注意する必要があります。

現在捕獲は許可制のようです。
これだと頭数を減らすことは難しいのでは?
目標捕獲数を決めて絶対的頭数を減らすことに行政側が目標を置いたらどうなのか。
頭数管理にはICタグなどで管理、餌などで妊娠抑制などで増加を抑える。
減らすには色々と知恵と工夫がいりそうです。

編集室

2020.07.09 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

農場メロン栽培状況

こんにちは。
きょう農場事務所で意見交換後圃場へ。
現在農場施設での各研究栽培は来作に向けて終りを迎えつつあるようです。

唯一ネット系メロンだけと思います。
栽培方法はココバッグ栽培です。

生育の進み具合は天候の関係で若干遅れ気味。
収穫は7月20日前後と思われます。

ココバッグ栽培メロン

ココバッグ栽培メロン2

日除けカバー(上下の写真)による違いがあるのか?
そんな試験も行っているようですね。

見学される方はお早めに最寄り営業所まで問い合わせくださいませ。

トマト栽培は下の写真のように作が終わり片付けられました。
これから次の作の準備ですね。

トマト・ココバッグ栽培

次の見頃は秋以降です。

編集室


2020.07.08 [ クロロフィル通信 | 営業所だより ]

スイートコーン「社内公開調査」

公開調査(外観確認)
こんにちは。
先週弊社研究農場にてスイートコーンの社内関係者による公開調査が予定より早く開かれました。
理由は6/29(月)試し採りしたところ、思った以上に生育が進んでたということで開催です。
生育に合わせたリアル調査です!雨の中です。マスクも!

【内容】
品目:スイートコーン(2作目)
日時:2020/7/3(金) 13:30~
場所:研究農場新事務棟前
関係者による各社品種の外観などの見た目調査(上の写真)です。


試食
各社品種のスイートコーンの試食です。
マスクは取らないと試食は出来ないですね!

試食の感想として甘いもの、甘さを控えた品種と様々でした。
ここの公開調査では試食による投票を行いました。

スイートコーンはイネ科の一年生のものですが竹に近いくらい鋭利でゴム手袋をしていてもケガをしやすいようです。ちなみに竹はイネ科タケ亜科のようです。 スイートコーン 芯

各営業所の種苗担当者から地域の状況報告がありました。
管内の情勢、6月期の天候の影響、品種特性など報告がありました。

状況や来作などのご相談など
最寄り営業所の種苗担当者にお問い合わせくださいませ。

編集室



2020.07.07 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

店舗(豊橋営業所併設)からのお知らせ

秋冬作のシーズンとなりました。
店舗で8/19より、葉菜類プラグ苗の販売を致します。
毎年お客様に好評で、予約で完売する品種もある程です。
お早めの御注文をお待ちしております。


女性スタッフ
右は一覧イメージ
詳細は上のPDFを
ご確認ください。
店舗、菜園苗扱い一覧
店舗スタッフから

2020.07.06 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

T-キューブ便り 第2号 細霧冷却

 T-cubeだより第2号 Vol.002  2020年7月
 細霧冷却で涼しいハウス内
トマト

写真は5月13日に定植を行った愛知県豊橋市内の導入ハウスのトマトです。
生育は順調に進み、現在4段目の開花を迎えています。

梅雨時は、温度と湿度の管理が難しい時期ですね。

◎T-キューブの細霧冷却効果について紹介
下のグラフは7月2日朝6時から夕方6時までの 外気温、ハウス内温度、ミスト作動を示したものです。
グラフ
細霧冷房 この日は梅雨の晴れ間でしたが、 外気温度に対して、ハウス内温度が低く維持されています。
吸気FANで十分な換気を行いながら、 ミスト装置は、ハウス内湿度が過度に上昇しない様に 細霧冷却効果が最大となるよう制御されています。

引き続き生育状況など「T-キューブ便り」でご紹介して参ります。

T-キューブハウスは下記までお気軽にお問合せください。
ご見学、説明など
プロファーム推進課 担当 木股(きまた)
TEL:0532-45-4137