ブログ「クロロフィル通信」

2018.01.23 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

アルストロメリア(Alstroemeria)

10年ほど前からアルストロメリアに関わっています。
ユリズイセン科(アルストロメリア科)に分類。
アルストロメリア
南アメリカ原産で約50種。
いずれもアンデス山脈の寒冷地に自生。
1753年、南米を旅行中だったカール・フォン・リンネ自らが種を採集。
リンネは親友のスウェーデンの男爵クラース・アルストレーマーの名にちなんで花に名を残した。
日本には1926年(大正15年)に渡来した。
4-7月にかけて花が咲き花持ちが長い。
アルストロメリアは花色が豊富で、色鮮やかなものからパステル調やシックな感じのものまで、多彩でエキゾチックな花。
花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴で、6枚の花弁のうち、外側の3枚は丸みがあって大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の2枚は特にこの縞模様がはっきりしています。
ただし、縞模様がないものもあり、これをスポットレスと呼びます。
葉はつけ根のところで180度ねじれていて、裏面が上になります。
南米に100種類ほどが自生し、多くのものはチリタイプとブラジルタイプに大別され、種によって高地から低地、乾燥地から湿地と、生育環境はさまざまです。
ほとんどは年に1回、春から夏に咲く一季咲きですが、オーレア種のように場所や環境によって長期間咲き続けるものもあります。
常緑性のもの、落葉性のもの、中間タイプといろいろあります。
これらの原種をもとに、オランダやイギリスを中心に交配選抜が進められ、カラフルでしかも四季咲き性があり、つくりやすい品種が多数育成されています。

(参照:Wikipedia、NHKみんなの趣味の園芸より)

記事 種苗課 スタッフより

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