ブログ「クロロフィル通信」

2016.10.24 [ クロロフィル通信 | 編集室だより ]

「羽根のない攪拌機」で肥料溶解試験

 今から4年~5年前に全国放送のTV番組で紹介され即問い合わせ、実演をしてもらいました。
一般的に養液肥料の原液作りはプロペラ形の羽根の有る攪拌機で行います。

 冬場は水温が低く、沈殿して溶解がし辛い。
より綺麗にスムーズに溶解したいという課題解決で行ってみました。

 下の絵は「羽根のない球形の攪拌機(攪拌体)」のイラストです。
下の穴3個から吸いあげて横の穴から吐出します。

161019_羽根のない攪拌機

Aタンクの肥料を攪拌しています。
120305_攪拌体 014
 奥の水色装置はコンプレッサーです。
手に持っている装置は構造がエアーモーター(エアードリル)のようなものと思います。
このエアードリルのようなものの回転数は結構早いと思いました。

 攪拌を止めたときタンクの底まで見えました。
沈殿もありませんでした。
瞬時に仕上がりました。
120305_攪拌体 017
スピーディーに綺麗に溶解しているようですね。

Bタンク
120305_攪拌体

120305_攪拌体008
Bタンクも同様です。

 基本的に「羽根のない攪拌機」は泡立ちません。
ただし泡立たせることも可能と言われています。
静かで持っている腕にも負担が少なかったと思いました。

 インターネットで羽根のない攪拌機(攪拌体)、または例としてウルトラボール マザールなどで検索しますと詳細が出てきます。

駆動方式はエアーモーター仕様と成ります。
回転数は0~2500RPM/min(手持ち式の場合)
混合に時間が掛かったり、また混合レベルを上げたい場合に良いと思いました。

 この製品は特許製品です。
当時振動モーターや超音波での試験も行ってみました。
この羽根のない攪拌機が最も良かったと思いました。

 新規に導入する場合、ここでの実演で使用されたコンプレッサーやエアーモーターなど使用する場合は費用がネックと成ります。

 ただし一般的には羽根の有る攪拌がすでに使われていますので農業でのニーズが生まれるかどうか?
羽根のない攪拌の規格は大小さまざまで素材はステンレスからプラスチック(セラミック?)まであると思います。

その他
超音波での試験
120516_超音波011

120516_超音波030
 水面が微妙に変化が出ています。
静かに溶解です。
ただし下に沈殿したものは溶解しませんでした。
ワットの大きなものにすれば良かったのかも?
大きなものにすると当然コストの問題が出ます。

結論として、間違いなく羽根のない攪拌機は優れています。
しかし絶対にこれでなければという物でもない。

 必要性を感じた人にはユニークな製品です。
またこれを考えられ具体化された方の発想力、創造力には感動しました。

記事 経営企画課 スタッフより
以前このような試験も行った経験があります。
所属部署も違いました。





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