ブログ「クロロフィル通信」

2016.06.29 [ クロロフィル通信 | イベント情報 ]

『次世代型こうち新施設園芸技術フェア』に出展しました。

『次世代型こうち新施設園芸技術フェア』に初出展いたしました。
会場は高知県高知市『ちばさんセンター大ホール』にて開催されました。

主催:高知県次世代型施設園芸団地推進協議会
目的:収量・品質を高め農家所得の向上を図るため
開催期間:2016年6月23日(木)~24日(金)

高知県の農業生産額は年々減少傾向あるようです。
また高知県だけでなく施設園芸面積は全国減少傾向です。
県の目標1050億円を達成する為にも、飛躍的な増収技術の開発と
担い手の確保・育成が重要との認識があります。

この課題を克服するための取組の一環として今回の展示会が計画されました。
CO2濃度制御技術の普及に現在取組を始めているようです。

取組の結果として、ナス・ピーマン等の収量が増加している報告があります。
高知県として『県環境制御技術導入加速化事業』を創設して普及を図っていかれるようです。

若手施設園芸農家グループが環境測定を開始して、結果としてCO2濃度不足が確認されました。
生産性と密接な相関関係が認識されました。

この結果として温度管理・湿度管理・CO2濃度管理の重要性が認識され、
環境制御の勉強会・検討会が盛んに取り組まれているようです。

収量増収は、所得の向上にもなり施設園芸農家の技術意識や経営意識も変わっていきます。
技術革新で施設園芸農家の担い手の確保が図れることが期待出来ると考えます。

弊社・デンソー出展ブースではデンソー製環境制御「プロファームシリーズ」、
弊社栽培システム「ココバッグ栽培と普及タイプ「環境制御シリーズ」を出展させていただきました。


(会場風景(会場奥セミナー)、デンソー・弊社ブース)


 (展示会場で配布された主なパンフレット)
 
施設園芸の先進地「高知県」、かつて弊社創設時は多くを学び今の発展があります。
身近なもので今でも必需品のハウスのフィルム押さえバンドのハウスマイカ線の
マイカの語源は高知からと聞いております。確かではございませんが?

また施設園芸で重要な暖房機などもありました。

施設園芸面積の減少傾向は今後も続くと考えられます。トータルのクオリティーを高め生産性と品質、安定供給できる体制作りが必要と考えます。
 今私たちに出来ることは何か、新たなと取組、仕組み、人と人の係わり合いと考えます。
微力ですが日本の農業、食品など少しでもより良き形に提案協力出来ればと考えます。

記事 プロファーム事業室スタッフ 補足 経営企画課スタッフ

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