ブログ「クロロフィル通信」

2023.12.21 [ クロロフィル通信 | オススメ商品 ]

イチゴ栽培に欠かせなくなった天敵製剤(生物農薬)のご紹介

こんにちは 静岡営業所です。

暑い夏が終わり、静岡の施設園芸で盛んに栽培されているイチゴが、本格稼働する時期になりました。

今回は、イチゴ栽培において最近問い合わせが多く、ハダニ類の防除にかかせなくなった天敵製剤(生物農薬)をご紹介します。

天敵製剤が出始めの頃は、「本当に効果があるのか?」「使ったがハダニが減らない」という声も聞かれましたが、普及や推進活動が進み今ではなくてはならないものになっています。

当社では、㈱アグリセクト様の天敵製剤トップシリーズを主に扱っています。

チリトップ(チリカブリダニ剤)1ボトル2000頭封入
捕食能力に優れて、ハダニ類の成虫、若虫、幼虫、卵を捕食します。

ミヤコトップ(ミヤコカブリダニ剤)1ボトル2000頭封入
ハダニ類を捕食しますが、ハダニ類がいないときは花粉などを餌として食べてハダニの発生を待ちます。

ミッチトップ  1ボトル/チリ400頭 ミヤコ1600頭封入
ミヤコカブリダニとチリカブリダニを混在させて、ハダニ類に対して待伏せと攻撃両方に対応して、ハダニ類を発生初期から抑制して、途中の大量発生を抑えていきます。
あとアブラムシの予防に天敵製剤を使用されている方もいます。

コレトップ(コレマンアブラバチ剤)1ボトル250頭封入
アブラバチがアブラムシに寄生して発生を抑えていきます。但し、寄生しないアブラムシもいます。

天敵導入前には使用農薬に気をつけて導入をお願いします。
トップシリーズは在庫があれば、早期の納品対応が可能です。

天敵製剤は、上手に使えば農薬散布の回数を減らすことができますし、農薬の抵抗性がつき、農薬では防除しにくくなった害虫に対しても効果があります。減農薬になれば、食の安全・安心に対する声に応えることもできます。

イチゴ栽培では、春先に発生してくるアザミウマ類に対する天敵製剤の効果的な使用が推進できれば、生産者の声に応えていけるかなと思います。

今回ご紹介しました天敵製剤につきましては、お近くの当社営業所、または弊社HPのお問合せフォームにてお問い合わせ下さい。

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