ブログ「クロロフィル通信」

2017.03.31 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

“ さくら ”

こんにちは。
もうすぐ春ですね。

 今回は桜について書いていこうと思います。
桜にも品種が色々ありますが、よく見かけるのはソメイヨシノという品種です。
漢字で書くと染井吉野です。

名前の由来を簡単に説明すると、「染井村で作られた吉野桜と呼ばれていた品種が、
その後、染井吉野(ソメイヨシノ)として正式に命名された」ということのようです。

桜

 桜は日本人にとっては特別な花ですよね。
花見といって全国で鑑賞する花はほかにないですし、花や葉は塩漬けにしたりして食べたり、
百円硬貨の表面に刻印されていたり、とても身近です。
 
 学校にも多く植えられており、出会いや別れの象徴でもあります。
また、花が一斉に散ってしまう儚さから諸行無常を連想させ、単に花が美しいというだけでなく、
日本人の精神を反映するものになっています。

桜・人物

 昔からたくさんの人の心を動かし、歌にも多く読まれてきました。
その中から少しご紹介します。
国語の授業で聞き覚えがあるかもしれませんね。

●「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
訳:この世に桜がなかったら、春に桜のことで悩まずゆっくり過ごせるのに。

↓反歌
●「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」
訳:桜は散るからこそ美しい。この世に永遠に続くものはない。
 
●「ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ」
訳:日光がのどかなこの春の日に、どうして落ち着きもなく桜は散ってしまうのか。
(花=桜のことを指します)
 
 3月が終わり、新たな年度を迎えようとしています。
引き続きトヨタネをよろしくお願い申し上げます。

岐阜営業所 スタッフより

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