ブログ「クロロフィル通信」

2015.10.31 [ クロロフィル通信 | トヨタネ社員の日常 ]

びわ湖環境ビジネスメッセ2015

先週10月21日(水)~23日(金)長浜ドームにて環境展が開催されました。
3日間の来場者は3万3千人と多くの方が見学されていました。
東京ビッグサイトや幕張メッセとは違った活気がありました。
今回で18回目となります。
場所は田村駅の前にあり便利です。近くには長浜バイオ大学もあります。

下の写真は会場風景です。


「環境を考える」今に始まったわけではなく昔から行われてきました。
いわゆる循環型社会です。
以前NHKのタイムスクープハンター(要潤主演)で古紙(和紙)循環利用のビジネスの流れをやっていました。
江戸時代の生活は、いまでいうリサイクル社会ですが、現在のリサイクル社会ではなくそのものを使いつくす。
それを可能としていたのは和紙が10ミリ以上の長い植物繊維でできていて、そのものに手を加えなくともすき返す事で次の用途の商品へ向けることが出来ました。
現在の紙の繊維は短く(1~2ミリ)、リサクルを掛けても品質と用途が少ないようです。
現在シュレッダーで紙を切断してしまうと繊維がより短くなり和紙のような本来の循環型利用は難しく焼却が多いと聞きました。

〖江戸時代の古紙の循環利用の流れ〗
紙屑買い ⇒ 紙屑拾い
紙屑買い:古紙買取専門業者(資金力がある)、現在のちり紙交換。
紙屑拾い:古紙を集める専門業者、資金力が無く集めた古紙を買い取り業者へ持って行き日銭を稼ぐ業態。

 当時西洋では日本ほど紙利用が一般的ではなく訪れた西洋人は感動をしたようです。
結構江戸時代は参勤交代でインフラが整備されたようです。
当然のようにリサイクル(循環型)社会が古くから根付いていたようです。
一般的に産廃(産業廃棄物)といわれますが出来れば表現的に産業循環資源、最近では日本は都市鉱山があり注目され、古紙なども結構輸出、屑鉄など、電子機器に使われている希少金属などもあるようです。
ゴミ分別ではなく資源として細分分類化した回収ボックスでリサイクル(出口利用)の精度を上げたほうが最終的に社会的環境負荷が少なくなると思います。





記事 経営企画部 スタッフより

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