ブログ「社長のつぶやき」

2019.11.07 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

クローンペットビジネスが隆盛になるのか

 本年10月は、相次ぐ台風の襲来で長野県を含む東日本では特に甚大な被害となりました。農業被害も深刻ですが、ただでさえ跡継ぎ問題(事業承継)が最大の課題である日本農業においては、台風のたびに莫大な離農者が出るのは避けられない。
自給率アップの観点からはどのような施策が有効なのか、国も頭を悩ませているに違いありません。
災害
 近頃NHKの特集ニュースで中国ではクローンペットビジネスが盛んになっているという報道に触れました。
弊社を含む園芸農業ビジネス界では植物クローン技術は有益、かつ当たり前となっています。古くから挿し木は幅広く利用されていますし、体細胞を材料とするメリクロン技術のおかげで、多くの栄養系繁殖植物の有益な生産拡大が可能となっています。
弊社と同じ豊橋にはメリクロンの大量増殖技術を確立して科学技術長官賞を取られた先進的な会社もあります。
動物のクローンといえば、哺乳類で初めて体細胞から作られたクローン羊・ドリーが有名ですが、20世紀、1997年の話題であり、すでに殆ど忘れていました。
畜産業界におけるクローン技術の応用は社会に役立つと私も思います。倫理面よりも利便性の価値を高く認める考えに賛同です。しかし近頃見たニュースでは、自分の愛犬や猫を複製してもう一度飼いたいと考える人のニーズが増え、現状では数百万、或いは1000万超かかるようですが、大きなビジネスチャンスになっているとのことです。
ヒツジ
これはどうでしょうか? DNAの改変を伴う遺伝子組換やDNAの一部をカットするゲノム編集技術には倫理上の問題や長期視点での生命危険性についてまだまだ議論は続きそうですが、DNAの「コピー」はすでに無罪放免ということなのだろうか? 
少なくとも個人的嗜好のペットビジネスに於いてクローン技術が社会的権利を得ることには反対したいと思っています。
川西裕康

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