弊社の決算月は4月、5月からは新年度です。ゴールデンウイークの真っ只中なのが、大きな欠点です。例年5月2日に全社員が集合する経営計画発表会を行います。この日がよいのは、ホテルに大きな行事が入らない特異日だからですが、まとまった休日を取りたい社員には迷惑かもしれません。来年は更に難題です。2019年5月1日は「改元の日」、この日が祝日(休日の可能性もあり)になるとなんと9連休、土曜もカウントすれば10連休です。ただこの時期に10連休をとれる国民は何%いるのだろうと皮肉を言いたくもなります。少なくとも小売業やサービス業、観光業界は大忙しです。弊社においても、春野菜需要の最盛期、農家においても収穫や、収穫前準備で大忙しの頃です。結論として来年の5月2日も発表会を実施すると決定しました。
5月から新年度、会社にとってはお正月のようなものです。しかも今年は創立50周年度となります。会社にとっては大きな節目、どう考えるかによって違ってきます。会社の寿命100年と考えれば、折り返しになりますが、200年以上続けたいと思えば、50年はまだまだ青春期です。当然私としては後者の気概で臨みたいと思っています。しかも50周年が終了すると「改元」です。51年目からは新しい年号でスタートできます。これって少しラッキーな気持ちがします。ちなみに私は1957年(昭和32年)生まれ、昭和を約31年経験し、来年元気なら平成も31年生きたうえで、新しい年号を楽しめる。これもかなりラッキーだと自分に言い聞かせています。子供の頃はまだ明治生まれの人が多く見えました。「明治の気骨」という言葉をよく聞きましたが、いつか「昭和の気骨」と言われるほど元気で長生きできれば、こんなありがたいことはないでしょうね。後半は独り言でした。
[参考資料] 5月2日経営計画発表会川西社長スピーチより
第51期経営計画の発表ができることを感謝します。
本年はトヨタネ株式会社として3年目、そして創立50周年を迎えます(会社設立登記日1968年10月31日)。創業時の変則決算の影響で第52期が50周年となります。半世紀は長い年月です。お客様、仕入れ先、関係先そして何よりも会社のために尽くしてくれた何百人にも及ぶ歴代社員のお蔭です。そして50年の年月を支えたのは創業の理念です。
●創業時の綱領(ミッションステートメント)
1.私たちは種苗農業資材の普及開発をもって社会に奉仕いたします。
2.私たちは相互信頼と常に明るい挨拶によって向上いたします。
3.必ず事業に成功し常に業界のリーダーたらん。
会社にとって50周年は少年期なのか、青春期なのか、壮年期なのか、それとも黄昏時なのでしょうか。会社寿命が100年ならば、壮年期ですが、200年超企業を目指すならまだ青春です。私は会社が青春期を迎える時だと信じています。これからが第2の創業、変化・変革の時だと信じています。
社長方針
全員の力で50周年を変化(CHANGE)の時へ!
弊社は長らく東海地域の販売業と自らを定義してきましたが、この数年大きく会社の在り方が変化しています。常に変化し、新しい地平を開かないと、人財は育ちません。育たないというよりも、変化しようとしなければ、組織も個人もゆでガエルです。人は憶病で変化を好みません。
従って変化は、常にそれを意識し続けないと止まってしまいます。50周年はCHANGE!そして青春のワクワクを楽しみましょう。「人はタフでないと生きていけない、しかし優しくなければ、生きる資格がない」という名セリフがありますが、人は変化しようとしなければ楽しくないし、ワクワクしないと思います。
CHANGE!
①売上3桁(億)企業へ(100億企業に耐えられる組織文化の構築)
②プロファーム及びオリジナル商品・サービスの広域展開
③大型生産設備投資(磐田第2ナーセリー)
④関連会社設立・提携・M&Aの新展開(マルカ商会・新会社設立)
⑤営業所展開の再構築(新安城 静岡再編 新営業所)
代表取締役社長 川西 裕康