ブログ「社長のつぶやき」

2026.03.04 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

春なのに

春3月 弊社の決算は4月末ですが、それでも3月は期末です。
4月には新組織がスタートし、新しい社員を迎えます。
次年度の目標数字も仕上げの時期です。すでに梅は咲き、河津桜も見頃は終盤になってきました。これからハクモクレンが咲き、いよいよ春本番のソメイヨシノが咲く季節です。最もワクワクする一番好きな季節ですが、今年は心配事が多すぎます。立場としてはやはり自社の成績が一番心配ですが、それを除けばとにかく雨が降らないことがとても心配です。例年なら3月の雨(しかも園芸店はじめとする小売店にとって週末の雨は致命的です)は嫌われ者ですが、今年に限ってはとにかく雨が降ってほしいと願うばかりです。
天気予報を見てもこの先2週間あまり雨が降りそうな予報がありません。洗車はすでに規制がかかり、庭に水をかけるのも、お風呂に浸かるのも気が引けます。とにかく「水」が心配です。まさか田植えの時期まで雨不足が続くとは思いたくもありません。しかしそれが最優先の心配事項なのはありがたいことなのかもしれませんね。

世界を見れば、ウクライナは4年を超える戦禍に耐え続けている。ガザの悲劇は何度も映像で見たが、今度はアメリカが宣戦布告なしにイランを攻撃し、最高指導者を暗殺。イランの体制にも問題があるのかもしれないが、アメリカが特定の価値観で軍事力を行使し、人を殺す権利はないだろうと思う。日本政府も困惑するだろうが、本当に長引けば、石油にも影響が及び、水不足、油不足では日本も本当に危うい。こうした事態が軍事力強化の理由付けにされるかもしれない。
国内では食料品の消費税率0%を実現しようとしています。また米価の行方や今年の作付け動向も大いに心配事です。水不足、石油の高騰、食料品の無課税化の行方、米価の行方、すべて我々の商売にも深く関わりがあります。農業を支える生産者にとってもよい情報はほとんどありません。本当に心配事だらけの3月になりました。4月にはすべてが好転していることを強く望んでいます。

2026.02.05 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

これも異常気象か? 「記録的な大雪と大渇水」

2月4日現在、総選挙の結果はわからない。
どうなろうとも2026年産米の作付け動向や、価格がどうなるか、大変気になります。
TVでは連日北日本の記録的豪雪と被害がトップニュースです。愛知県豊橋市に住む私には豪雪や除雪作業の苦労や恐怖がわからない。申し訳ないくらいの気持ちです。
しかし太平洋側は、当地方を含み、大渇水に向かいつつある。すでに農業用水は30%の節水、水道は17%の節水です。行政に言われなくとも肌感覚で全く雨が降っていないのはわかるし、使える水がなくなるのではないかとの恐怖に襲われる。これも地球温暖化による異常気象なのだろうか?温暖化が進むと徐々に気候や自然が変わるわけではなく、まずは極端な気象状況が現れるとの専門家の意見を聞いたことがある。私も内心そうなるのではと思っていましたが、今起きている現象はまさにこのことだろうかと唖然とする。
昨年の夏はまれにみる猛暑でした。台風の直撃はなかったが、フックボールのような台風の進路に違和感を抱いていた。こんなのが直撃したら施設園芸はノックアウトと想像した。そして冬、日本海側では雪解け時期の融水が心配だろうが、太平洋側は全く雨が降らないし、本日現在当分降りそうにない。皮肉というべきか、これが日本列島の現実です。おかげで1月末現在冬作物は順調に生育し、相場も安値に傾いている。2月の声を聞けば、もう日差しは12月とは違う。作物はますます成長が早くなり、水分の要求度も格段と高くなる。
弊社のビジネスは養液栽培に特化している。節水率30%と言われても、トマトやイチゴに与える水は減らすわけにはいかない。成長も早いし、蒸散率も格段に上がるからだ。万が一、園芸作物の生育に支障が出るほどの節水率となれば、壊滅的な被害となる。そうはならないと信じているが、「極端な気象の変化」は私の予測をはるかに超えてしまうかもしれない。猛暑対策も専業農家には緊迫の課題となったと実感するが、これからは渇水対策もそれに加わるかもしれない。当然コストは高くなる。市場価格が上がらなければ、またまた退場を余儀なくされる農家が増える。だから最初に戻れば、これからの国内農業施策は要注目です。

2026.01.07 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

謹賀新年  α世代と農業のこれから

明けましておめでとうございます。
2026年はどんな年になるでしょう?
私にはますます見えなくなっている。最大の社会的関心事は「日本農業の行方」であるが、正月以降農業と食糧問題に関する新聞記事やTV報道はあまり見ていない。アナログ媒体に頼っている私の偏向なのだろうか?
一番の関心は米価の行方と2026年の生産動向及び政府施策についてである。TV報道では米価は春以降下がると言うが、私から見ればすでにJAによる概算金の発表等で業者の仕入れ価格は確定している。下がるとすれば在庫がだぶつくと判断した業者が投げ売りする時だと思うが、それは業者の業績悪化に結びつく。
2025年産は豊作と言われるが、これも疑問符が付く。米価を下げたい思惑が偽情報を垂れ流しているのではないかと疑う。更に2026年以降「適正生産」による価格暴落阻止を国はもくろんでいるが、現場の状況を鑑みると「調整」する余裕があるのだろうかとさえ思う。
農業が盛んと言われる地区の農業者からも10年後には村落自体がなくなる、後継者がいないという声を聞く。2045年には基幹的農業者の数は25万人(現在約100万人)という予測もある。そもそも私の世代(1957年 昭和32年生)は学校給食でお米を一回も食べたことがない。お米に対する思いが強いのはむしろ若者であり、老人はたとえお米が好きでもあまり食べていない。様々な要素がある中で2026年のお米はどうなるのか、興味が尽きない。
もう一つ注目しているのはα世代(2010~2024年生)の今後です。世界では25億人いると言われ、今でも世界人口は伸びているが、日本では少子高齢化が進展する中で生まれた世代であり、成熟したデジタル環境、ネット環境で育まれた世代となる。地球温暖化の中でこの世代は生き延びることができるのだろうかとまで心配する。孫は可愛い。私の孫もすべてα世代、愛しいがゆえに余計心配になるのかもしれない。この世代はコスパよりもタイパ(タイムパフォーマンス)を求める傾向にあり、いかに限られた時間で多くのコンテンツに接するかが重要らしい。忙しすぎないかと心配する。お隣の国では、一人っ子政策下で生まれた子の子が主にα世代となる。ただ私から見ると「いいね!」と思う点も多々ある。「多様性」を重視する価値観は強いようで、デジタルネイティブだからこそ「感動するアナログ体験」には敏感らしい。お米のうまさも我々よりも感動できるのかもしれない。私は特に「多様性の重視」に注目したい。農業は大規模・均一・効率だけでなく「多様な農業スタイルの混在」を受け入れる社会になってもらいたいと強く希求するからです。 
様々述べましたが、何一つ確信的な答えはない、つまりますます見えなくなっているのです。 
ちなみに2025年以降生まれの人類はβ世代というようです。今年は丙午、迷信に惑わされることなく、今年こそ日本も80万人以上の出生を期待しています。 

2025.12.01 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

今年の冬野菜の相場、2026年産米価格の推移に注目

12月に入ると日本列島は一気に冷え込んできた。あの酷暑だった夏を懐かしみ気持にもなる。先日弊社では暑さ対策とバイオスティミュラント資材に特化した展示会を開催した。おかげさまで熱心な生産者に多数入場してもらえた。コロナ禍を超え、多くの資材が高騰した割に販売価格の上がらない生産者は大変苦しい思いをしている。それでも農業で頑張ろうと決意した生産者に新たな難題、「夏の異常高温」が立ちはだかった。11月・12月は収穫が本格的となり、かき入れ時のはずだが、様々な原因で思うような営農ができていない。8月・9月・10月の高温と病害虫の発生が現場を混乱させている。天気だけを見れば11月の天候は安定し、私の過去の経験から予想するなら露地野菜は豊作型だと推測する。実際キャベツは平年並みの価格まで下がってきた。一方専業的に農業に従事する人の数は間違いなく減り続けている。青果安・高齢化と後継者不在が主な理由でしょう。大規模化を目指す農家にとっては、大型機械を搬入できない畑は借りない。また労働生産性の上昇と土地生産性の上昇は必ずしもイコールではない。むしろ労働生産性を重視すれば土地生産性は下がる傾向にある。我々を含み農業生産にかかわる人々は、常に「過剰」・作りすぎ、豊作による暴落を心配してきた。 ひょっとして「過剰」を心配する必要のない時代に入りつつあるのではないかと私なりに予測を立ててみた。その予測は今年の冬野菜の価格、来年のコメ価格相場で試されると思っています。頑張る農家はまさに頑張りどこだと思う。必ず明るい未来が来ると信じています。

2025.10.29 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

今年の冬の相場はむつかしい

10月末やっと平年並みに寒くなってきました。
私はお米よりも「キャベツ」を定点観測していますが、今年は「豊作」となりそうです。温暖化はますます激しくなっているが、9月以降極端な旱魃(かんばつ)がなく、10月に入って順調に温度が下がり始めたので、病害虫も平年並み、そして何よりも直撃台風が発生していないことも大きいようだ。お米の価格が2倍になると世間は大騒ぎだが、キャベツの価格が昨年比10分の1になっても政治問題にはならない。まあせいぜいバラエティー番組で今年はキャベツがお買い得とPRしてくれるくらいでしょう。農家にとってはやや高め(一つの基準として一玉手取り100円)、かつ豊作であることが何よりもありがたい。いくら単価が高くとも貧弱なキャベツを収穫するのは消費者に申し訳ない。それなりの価格で自信をもって送り出せるキャベツを消費者に届けることができれば農家冥利に尽きる。小生の主観としては、自販機で買う缶入りコーラの値段より、スーパーで買うキャベツの価格が少しでも高くあってほしい。キャベツ一玉には大きな栄養上のポテンシャルがあり、また炒め物の副菜としてもぴったり。もちろんとんかつやお好み焼きには欠かせない具材だ。それでもキャベツも作付けは減りつつあるうえに、輸入業者も虎視眈々と日本市場を狙っている。その価格形成はお米以上に複雑だ。おりしも高市内閣発足で農林水産大臣も代わった。元農林官僚であるが、若くして政界に転じた鈴木大臣。お米も野菜も市場の需給バランスによって決まる。政治的に極度の介入をすれば、後にしこりを残すことは誰よりも承知でしょう。お米は長い間管理価格が続いただけに、市場連動を模索すれば大きな軋轢と矛盾が発生する。今後の農政大注目です。かつて中国は一人っ子政策を止めたが、それでも人口の減少が止まらない。私はひょっとして生産「過剰」を恐れて、需給調整を図る時代は終わったのではないかと感じる時もある。

2025.09.30 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

日本農業はどこに行く?

2025年10月 自由民主党総裁選の真っただ中、間もなく決まる。与党ではあるが、公職選挙法による選挙でもないのに各メディアの扱いは大きい。自民党にとってはプラスだろうが、どの候補も農業問題には意識的に深く触れないようにしているように見える。「食糧安保」は「軍事安保」以上に重要性が高いテーマにもかかわらずだ。裏返せば、それだけ難しく、特効薬が見つからないからだろう。私も同様で、これだと明確に言えないのが日本農業の特質だと開き直りたい位である。
中国ではかつて人口抑制目的で「一人っ子」政策を続けたが、それを解除したときには時すでに遅し、人口減少社会に突入している。素人考えではあるが、身近でも田畑が減り、あるいは遊休化していく中で、もはや需給調整を国が采配する時期は過ぎたのではないかと思う。放置すれば農地は減り、働く人の高齢化も進む。中小企業の事業承継も難しいが、農家の事業承継はもっと難しい。なんとしてもやりがいのある魅力的な産業に育てなければ、じり貧は続くだろうと思う。実際農林省自体が20年後には基幹的農業者の数は3分の1以下になると予測している。処方箋としては大規模経営による生産性向上や「スマート農業」を打ち出すが、どうもそれだけでは、日本農業の未来図が描けない現実もある。カーボンニュートラルへの取り組み、有機農業の取り組みもテーマとなり、上記との整合性も定かではない。また農業が持つ多面的な価値や多様性への価値も人によって意見が異なるだろう。

失われた30年と言われ、ここにきて国は成長する社会を目指し、まずは給与・時給アップを実施している。中小企業の実情も踏まえてとの声も上がるが、本当に踏まえなければいけないのは「農業者の経営状況の改善」ではないだろうか? 自営農家には最低賃金アップの恩恵はないし、雇用人材を抱える農家は人件費アップを価格に転嫁したいが、市場は需給のバランスしか見てくれない。

どちらかと言えば愚痴のような話題ばかりになりましたが、個人的には農業の「多様性」、社会や文化における価値に注目しながら、日本農業の未来に役立つ会社をめざしたい。 

2025.08.29 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

日本農業の転換点か?

今年も9月を迎えますが、昨年以上の「残暑」が続く予報です。酷暑の8月でしたが、幸い東海の園芸地帯では大きな災害もなく、酷暑によるトラブルも比較的少なかったように感じています(全国的には豪雨災害に見舞われた農業地帯あり)。さすがプロ農家、暑さに耐える準備もできていたようです。むしろ酷暑による生育不良がメディアでよく取り上げられていました。多くの消費者もこの暑さでは、野菜の出来も悪いよね、鶏だって卵を産む元気がないのはわかるといった感じです。多くの生鮮食料品が高いのは、生産者も苦労しているという視点が増えたのはありがたい。

そして肝心な新米の価格ですが、私なりのリサーチではR7年産新米価格は小売5㎏概ね4000円台、場合によっては昨年より少し高くなることはほぼ確定と言ってよいでしょう。いくら騒いでもお米は年1作、4月には作付け量が決まっているのだから、急な増産は不可能。豊作か不作かが秋の関心事ですが、発表された各地の概算金を見ると「やや不作」の予想が多いようです。問題は消費者がどう思うのか、そして次年度に向けた米作がどのくらい増えるのか、結果として来年秋どのような米価になるのかに焦点が移ってきたように思います。お米を含む国産生鮮農産物の価格のあり方について、少し風向きが変わってきたように感じています。

 我々農業系業者もこの風を感じ取りながら、近未来の日本農業の発展に尽くせるようになれば素晴らしいのだが、ボケ頭ではそれがなかなかわからない。ただ生産性を追求した大規模合理化農業だけが残るとは私には思えない。かつては農業が持つ「多面的な価値」という言葉をよく使いましたが、今は農業が持つ「多様性」(ダイバーシティ)にも大きな価値を置きたいと思っています。

2025.08.06 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

今年の米価の推移について

やっと政府は米価高騰の真の原因は「需給ギャップ」の拡大であることを認めた。私の「仮説」は正しかったと確信できました。国(主に農林水産省)は、お米を含む農産物の不足よりも作りすぎによる暴落を心配していた。そもそもこの感覚が国民目線(主に都会の消費者)とはかけ離れている。消費者は農業の衰退と高齢化によって近い将来国産農産物を食べられなくなるのではないかと心配していたのだ。食糧安全保証上も重大な懸念としていた。

2023年秋お米は不作だった。作況指数は101と発表されたが、異常高温・斑点米カメムシの猛威によって、全体的に小粒化、そして白濁米が増え、現場の実感では作況は90~95という人が多かった。コメ食の見直し(小麦も大きく値上がりしていた)によって需要も増大し、需給ギャップが50万トン近くとなった。折からの肥料価格高騰による生産者の肥料節約やインバウンドの増加も見逃せない要因かもしれない。しかし国が「コメが足りない」と言えば、国民はパニックになると思ったのか、それとも農林省のメンツを守ろうとしたのか、なかなか国はその事実を認めようとしなかった。ところが昨年の5~6月頃から多くの業者から在庫が夏まで持ちそうにないという声が出始めた。これは高くなるぞと思った業者、あるいは契約先の大手量販店等に十分なコメを届けることができないと判断した業者が、従来通りの概算金を示したJAより数段高い価格で新米確保に走ったというのが、2024年夏のお米価格暴騰の主因であることは間違いない。ここまでは国として国民に不安を与えないために致し方ないかなと私も思った。しかし国は更にお米が足りないわけではない、悪いのは「高値を狙って在庫調整しているJAと複雑な流通構造だ」と言い始めた頃、これは明らかな責任転嫁だと直感した。当のJAや流通業者も今反論しても火に油を注ぐ様なものなのでと口を閉じた。ここで皆さんにわかってもらいたいのは、お米は原則年1回、秋にしか収穫できないことです。しかし国民が供給を受けるのは1年間である。農家がいつお金をもらえるのか、流通業者が中途ではどれくらいの在庫の確保が必要なのか、まして精米したコメをスーパーに卸す業者はできうる限り早く販売したい(精米すれば時とともに品質が落ちる)と考えるので小ロットで精米を繰り返す。その現実を知らず流通倉庫に積まれている玄米をTVで流し、あたかも悪徳業者のように報道したメディアの姿勢は大きく反省すべきだと私は思います。

そして2024年も結果として実態はやや不作、2025年産も現況の異常高温・カメムシの猛威、干ばつ等を考慮すれば豊作とはならないのではないだろうか?本年秋以降のお米価格がどうなるかは私も予想できない。しいて言えば新米5kg税抜き3,500円位は、日本農業の存続、農家の営農意欲継続のために多くの消費者に理解してもらいたいというのが私の感想です。

2025.08.01 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

猛暑でも元気なひまわり

2025年夏本番、今年の夏も暑い! 子供の頃 夏休みは何よりも楽しみでしたが、今は「恐怖の夏」。それでもとてもうれしいことがありました。「はるかのひまわり」の種を人づてにいただき、毎年植えているのですが、今年も大輪の花を咲かせました。最初はひょろひょろですが、暑さに耐えて、いやこの暑さをエネルギーに代え、2メートルを超える高さになり、大輪の花を咲かせました。元々観賞用ではないので見方によっては不揃いな花ですが、私にとっては夏の恵みです。その生命力に力をもらいます。
*「はるかのひまわり」については興味ある方はネットで検索してみてください。

今年はどんな8月になるでしょう? 農家は種をまき、そしてこの酷暑の中、定植します。豊かな恵みと高単価を期待して、汗をかきます。

2025年秋・冬がどうなるかは私もまったく予測できません。ただお米の5㎏小売価格2500円では、ほとんどの農家は赤字という報道を耳にすると、少し農業の置かれた現実に心を寄せてくれる人が増えたのかなと、ほっとします。今年の新米の田植え(いわば定植)は5~6月に終わっているので今更増産はできません。したがってどの程度の価格になるかは概ね専門家なら見通せます。ただ過剰による価格暴落よりも、生産不足による価格高騰が心配な世の中になったことは間違いないと思っています。またお米は主食そして「穀物」ですが、自分の専門は「園芸」作物、野菜や花卉、果樹等です。お米以上に生産状況は天候によって、相場は乱高下します。がんばる農家にとって良い年となることを祈るばかりです。

2025.07.01 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

7月は変化の予感

今年の7月はいろいろなことがターニングポイントになる予感がする。かつてノストラダムスの大予言というのがあったが、実際は何も起こらなかった。今回は香港?発信源で7月5日前後に日本が大災害に見舞われる(大地震)というのだ。現実に7月の訪日客が減っているという話を聞く。ただ根拠が極めて薄い、流説のたぐいだ。

お米騒動の激化は可能性が高い。備蓄米もほぼ放出して新米を待つ季節であるが、新米は豊作となるのか、投機目当ての保存米が本当にあるのか、7月末から8月に答えが出るだろう。私の予想では備蓄米の放出にもかかわらず、端境期のコメ不足が顕在化し、かなりの混乱が発生すると予測する。根拠は自分が聞いた範囲では、お米の在庫が例年以上に不足しているという話を複数聞くからです。国民が食べるのに苦労するところまではいかないでしょうから、職業的立場から言えば日本国民が日本農業の未来を自分のこととして考えてもらえる良い機会が訪れたと思っています。新幹線から見える小区画の水田、遠くに見える棚田、私にとっては原風景であるが、近い将来どうなるのか?安定した輸入米に頼るのも一つの道ではある。この景色は50年後もみられるのだろうか?空から見守りたい。

また7月には参議院選挙があり、国際的にはロシア・ウクライナ・イスラエル・ガザ・イラン等の紛争が続いたままだ。ローカルですが豊橋市では新しいアリーナの建設是非をめぐって住民投票が行われる。小生の立場は地元では知られているが、この結果は将来の故郷を大きく変える。
「change」の時です。

それにしても6月から猛暑なのに7月・8月はどうなるのか、この暑さの中でプロ農家は結果を出せるのか、熱中症に倒れる人はいないか、不安の尽きない7月の始まりです。