ブログ「社長のつぶやき」

2026.01.07 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

謹賀新年  α世代と農業のこれから

明けましておめでとうございます。
2026年はどんな年になるでしょう?
私にはますます見えなくなっている。最大の社会的関心事は「日本農業の行方」であるが、正月以降農業と食糧問題に関する新聞記事やTV報道はあまり見ていない。アナログ媒体に頼っている私の偏向なのだろうか?
一番の関心は米価の行方と2026年の生産動向及び政府施策についてである。TV報道では米価は春以降下がると言うが、私から見ればすでにJAによる概算金の発表等で業者の仕入れ価格は確定している。下がるとすれば在庫がだぶつくと判断した業者が投げ売りする時だと思うが、それは業者の業績悪化に結びつく。
2025年産は豊作と言われるが、これも疑問符が付く。米価を下げたい思惑が偽情報を垂れ流しているのではないかと疑う。更に2026年以降「適正生産」による価格暴落阻止を国はもくろんでいるが、現場の状況を鑑みると「調整」する余裕があるのだろうかとさえ思う。
農業が盛んと言われる地区の農業者からも10年後には村落自体がなくなる、後継者がいないという声を聞く。2045年には基幹的農業者の数は25万人(現在約100万人)という予測もある。そもそも私の世代(1957年 昭和32年生)は学校給食でお米を一回も食べたことがない。お米に対する思いが強いのはむしろ若者であり、老人はたとえお米が好きでもあまり食べていない。様々な要素がある中で2026年のお米はどうなるのか、興味が尽きない。
もう一つ注目しているのはα世代(2010~2024年生)の今後です。世界では25億人いると言われ、今でも世界人口は伸びているが、日本では少子高齢化が進展する中で生まれた世代であり、成熟したデジタル環境、ネット環境で育まれた世代となる。地球温暖化の中でこの世代は生き延びることができるのだろうかとまで心配する。孫は可愛い。私の孫もすべてα世代、愛しいがゆえに余計心配になるのかもしれない。この世代はコスパよりもタイパ(タイムパフォーマンス)を求める傾向にあり、いかに限られた時間で多くのコンテンツに接するかが重要らしい。忙しすぎないかと心配する。お隣の国では、一人っ子政策下で生まれた子の子が主にα世代となる。ただ私から見ると「いいね!」と思う点も多々ある。「多様性」を重視する価値観は強いようで、デジタルネイティブだからこそ「感動するアナログ体験」には敏感らしい。お米のうまさも我々よりも感動できるのかもしれない。私は特に「多様性の重視」に注目したい。農業は大規模・均一・効率だけでなく「多様な農業スタイルの混在」を受け入れる社会になってもらいたいと強く希求するからです。 
様々述べましたが、何一つ確信的な答えはない、つまりますます見えなくなっているのです。 
ちなみに2025年以降生まれの人類はβ世代というようです。今年は丙午、迷信に惑わされることなく、今年こそ日本も80万人以上の出生を期待しています。