ブログ「社長のつぶやき」

2013.09.04 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

商品品質:理念と現実

 既に立秋が過ぎ、日没が早くなるのを実感するこの頃ですが、例年以上の残暑が続いています。また豊川水系は水源地が愛知県北設地方にあり、流域面積が非常に狭いため、愛知県東部に雨が降らないと途端に水不足状態となります。現在、豊川用水は20%の節水、多くの農地で曜日毎の間断給水が実施されているため、キャベツ等の露地野菜、トマト等の施設園芸農家ともに大変な苦労を強いられています。キャベツやトマトの苗が無事活着することを祈るばかりです。
 現在は、そのキャベツ苗にしてもトマト苗にしても、購入苗の比率が毎年高くなっています。弊社にとっても苗事業はメインビジネスとなってまいりました。本年度、弊社では、ミッション・ビジョン・バリューを再定義しようと取り組んでいます。その中のバリュー(新綱領)のトップに来る価値観は、「業界で最高の商品、サービスを提供する」です。しかし、この苗ビジネスにおいて、上記価値観からは程遠い現実があり、多くのお客様にご迷惑をかけ、お叱りを頂戴しています。正直、受注ミスも多く発生しましたが、商品そのものの品質や病害虫管理体制にも多くの不備を指摘されています。あるお客様に至っては、そもそもトヨタネには「商品の品質基準に対する定義があるのか、組織として共通の認識があるのか」と指摘を受けました。この現実の中で、「業界で最高の商品、サービスを提供する」という言葉は、絵空事です。私の任務は、当社の現実と掲げた理念が一致するよう、不断の努力を続けることであります。現実を具体的、実践的に、一つ一つ汗を流しながら解決する姿勢を明確にすること自体が、組織として上記理念を本気だと感じてもらえる唯一の道と確信しました。社長以下、全社一丸となって取り組み、お客様からこの苗なら安心して育てられると言っていただけるよう、取り組みましょう。

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