2021.08.20 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
弊社では6月末から、2023年入社の方向けの“オンラインインターン”がスタートしています。
オンラインインターンの中でも、農場との中継では、
・農場のメイン圃場の紹介
・目線カメラによる作業体験
といったプログラムをご用意しています。
先日、オンラインインターンの第4回が行われました。
毎回たくさんの学生さんに参加していただき、とても嬉しく思います。
オンラインで、ハウスの規模感やトマトの生育状況などをお伝えするのは思ったよりも難しいな、と感じています。
テレビの中継って当たり前の技術ではないのだなあ、と感心してしまいます。
研究農場では、オンラインインターンで皆さんにより多くのものを感じ取っていただけるように、実施後は反省点を検証し改善に努め、精一杯準備してお待ちしております!
2021.08.19 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
研究農場では、8月中旬からキャベツ・ブロッコリー等の露地秋冬野菜の定植が始まります。
しかし、毎年この時期に心配なのが台風です!
この記事を書いている日も、ちょうど台風9号が接近中で、思ったよりも風が強く、ハウスの換気をこまめに調整しました。
昨年は、研究農場のある豊橋では幸運にも台風の接近がゼロでした。
今年もゼロだと嬉しいのですが、台風は毎年来るものと思って、万全の備えをしていきたいと思います。
台風による作物への被害をいかに小さくするか、また被害を受けてしまった場合はいかに素早く回復させるか、この2点が栽培管理者の腕の見せ所となります。
研究農場では、台風対策のノウハウがいろいろとありますので、今後もブログ記事で順次紹介していければと思います。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では、スナックエンドウのココバック栽培を2年間行っています。
豌豆は連作を嫌い、有効な土壌消毒剤も今後の規制で使いづらくなる中、特に土壌病害である立ち枯れ病の発生が問題になってきます。
そうした中、土壌と切り離したココバック栽培で、スナックエンドウの栽培ができれば、有用な栽培となると期待しています。
この2年間での栽培では、収穫期間が3月下旬までとなっています。
収穫段数を50段以上で、4月下旬まで収穫期間が伸ばせれば、十分、土耕栽培以上の収益性はあると思います。
今年も継続して試験栽培を行いますが、特に給液と排液のバランスを検討していく予定です。
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.04 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
農場ではミニトマト、トマトの次作準備が始まりました。
現在は定植前の段階です。
8月上旬には、私が初めて担当を持つことになる変わり種トマトが始まります。
黄色や緑色、紫色などのカラフルな品種や色だけではなく、プラム型など形も様々な品種を扱います。
珍しいトマトを一度にたくさん見る機会もなかなかないので今から楽しみです。
またその様子もお伝えしたいと思います。
興味のある方はぜひお問い合わせください!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.08.03 [ 農場日記 | 公開調査 ]
こんにちは。
8月に入り、本格的に暑い日が続いていますね。
突然の雷雨に悩まされる日々も、しばらく続きそうです…。
さて、4回に渡ってご紹介してきたアールスメロンも、収穫を終えました。
例年に比べると見学に来てくださった方は少なかったですが、ブログを通じて皆様のもとに情報が届いていれば幸いです。
アールスメロンは、7月27日に交配後52日で収穫を行い、16品種すべてのメロンを並べて、外観や食味の調査を行いました。
単体で見てもわからない違いも、比較してみると意外と違いが分かり、面白いですね。
アールスメロンの栽培は、これで終了となります。
今後は、トマトの品種比較試験や、キュウリやイチゴの栽培が始まります。
これらの栽培状況なども、随時お伝えしていきますので宜しくお願い致します!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。
2021.07.26 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
只今農場では、ミニ胡瓜の栽培と産直販売をしております。
ミニ野菜の販売は以前から行われておりますが、定着しているのは「ミニトマト、ミニ南瓜」など数点の品目のみです。
今回ご紹介するミニ胡瓜については、肉質が柔らかでパリパリ感はありませんが、ピクルスや一夜漬けの胡瓜として推進しています。
ミニ野菜の難しいところは、一般品目に比べて小さいがゆえに、クズ野菜としての取り扱いがされてしまうこともあります。
ミニ胡瓜は一般の胡瓜とは別物として販売する事が大切だと思います。
今後は、ミニ胡瓜の販売の位置づけが、『漬物用』になればと思っています。
栽培面では、節成性が強く、一節から4本ほどの胡瓜が取れます。
親蔓1本仕立て蔓下げ栽培にて、上手に栽培すれば4ヶ月程で100節以上の収穫ができることもあります。
ぜひ一度、ミニ胡瓜の栽培を試してはいかがでしょうか。
2021.07.17 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
7月に入り、晴れた日のハウス作業が辛い日が多くなってきました…。
さて、農場のアールスメロンの生育状況ですが、今回で4回目のご紹介となります。
ネット・肥大は順調で、現在は袋かけも終わっており、残る課題は仕上げ期の糖度上昇のみです!
結果枝の葉のマグネシウム欠乏が糖度上昇のサインですが、現在の葉はまだ青々としており元気いっぱいです…
今後は給液ECを下げつつ、量も減らしていく予定です。給液量を減らしすぎて萎れてしまうと、果肉の品質が落ちるため慎重に行っていきます。
2021.07.10 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは。
先日6/23にスイートコーン1作目(3/15直播)の公開調査がありました。
今年は、梅雨入りこそ早かったものの、6月に入ると雨も少なく、
大荒れの日が少なかったため、倒伏や病気にやられることなく生育しました。
収穫時の草丈は平均155㎝ほどで、短稈出穂。実は2L中心で小ぶりでした。
品種間での「果実の大きさ」や「糖度」の違いを確認し、
お客様への品種の提案などのデータとして活用します。
***
また、2作目(4/12直播)の収穫も迫ってきました。
しかし、先日の大雨で圃場の大半が倒伏してしまいました。
当圃場は水はけの悪い土壌であったこと、畝と畝の間の通路幅を大きくとりすぎてしまったことが原因ではないかと考えます。
収穫直前にこのような姿になってしまうとショックですね…
しかし、耐えている品種も中にはあり、特徴としておさえておきます。
2021.06.29 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
アールスメロンの生育状況の続報をお伝えします!
本日(6月27日)で、収穫まで残り約1ヶ月となりました。
*ここまでの栽培状況のおさらい*
播種:4月21日
定植:5月13日
交配:6月5日(標準)
着果節位は下から12~13節。
玉吊り、摘果:6月11日
現在は2次ネットも入りはじめ、だいぶメロンらしい見た目になってきました。
2次ネット形成期は肥大スピードも早まるので、給液不足にならないよう注意しています。
また日中と夜間で乾湿の差が大きくなっているため、うどんこ病が発生しています…。
ネット形成中は農薬散布を控えているので、あと1週間程度は我慢の日々が続きます。
来週1週間も天気の悪い日が続きそうなので、心配です。
2021.06.18 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
こんにちは!
入社1年目の新人です。
研究農場に配属となって約2か月が経ちました。
トマトやキュウリの収穫、アールスメロンの播種や定植など、様々な経験をさせていただき、学びの日々を過ごしています。
最近は、続々と収穫が終わり、各ハウスで片付け作業が始まっています。
大玉トマトのハウスでは現在、葉かき→つる下げ→摘果と作業を進めているところです。
暑い日が続いているため、ハウスで作業していると疲れやすくなりました。
皆さんも水分補給や休息をとりつつ、体調管理にお気をつけください。
わからないことが多く、先輩方に指導していただきながらですが、皆さんに有益な情報を提供できるように日々精進します。
今後も研究農場の情報を発信していきます!
圃場見学、オンライン見学など、お気楽にお問合せください。お待ちしております!
*農場視察に関する問い合わせ*
TEL:0532-41-2007(トヨタネ研究農場)
または、担当の営業スタッフまで。