ブログ「農場日記」

2018.05.24 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「コーン品種比較」

研究農場の第6圃場では、キャベツの後にコーンの品種比較試験を行います。

1回目の比較は3月13日に播種を行い、現在、絹糸が見え始めてきています。
品種によって絹糸の出始めに違いが出ております。

コーン①
コーン②

身長が少し低いのが気になりますが、今後は生育調査や成果物の調査を行いながら、品種特性を見ていきたいと思います。

2回目の比較は4月13日に播種を行いましたので、今後様子を見ながら調査を進めていきたいと思います。

記事研究農場スタッフより

2018.04.12 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

ラストスパート!

 4月に入り、外は春でもハウスの中は夏になってきています。
激しい寒暖差や環境の変化で、「だるい」「イライラする」などの症状が現れることを「春バテ」というそうです。ストレスをためずにリラックスを心がけ、服装などで温度調整をすることで春バテを予防しましょう。

 またこの時期から熱中症になる方もいるそうなので、ハウスで作業をするときは水分補給もしっかりしていきたいですね。

 さて、農場ブログではミニトマトの状況を何度かお伝えしてきていますが、
いよいよラストスパートとなって来ました。
ミニトマト
 6月の作終了まで、しっかり管理をしていきたいと思います。
現在は少し樹勢が弱くなってきているので、温度管理や給液管理を変えて様子を見ようと思います。また萎れや果実の日焼けも発生してくるので、遮光もしっかりしていこうと思います。

 3月までの生育や収量調査の結果もお渡しできますので、
ご来場の際は品種選定の参考にして頂ければと思います。 

記事 研究農場スタッフより

2018.03.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「子持ち高菜」のご紹介!

研究農場では、新しい産直品目のご紹介のため、
四川児菜(アーサイ)の栽培を行っています。

平成28年度にも栽培しJA産直の食彩村へ出荷しました。

栽培概要と昨年の販売状況をご紹介いたします。

[栽培概要]
①播種日:9月上旬 
②128穴トレー播種
③育苗期間:約30日
④畝間と株間70cm×50cm
⑤元肥(成分量)(10a当り)N:14kg P:6kg K:14kg
追肥(成分量)(10a当り)N:16kg P:2kg K:5kg
元肥はやや少なめで様子を見ながら追肥で調整していきます。
追肥は2回に分けて散布

10月中下旬・11月上旬。
農薬は登録農薬少なく、なばな類と野菜類が適用農薬になります。
年内にアブラムシ・ヨトウムシ・コナガ等害虫中心に防除します。
後半は病気の防除が中心になります。

収穫は1月下旬から3月上旬になります。
15ケ~20ケの児菜が収穫できます。
葉の付け根にわき芽が着きますので、それを順次もぎ取って収穫します。
頂花蕾に6芽ほど着きますが2月の寒さに痛み全ては収穫できませんでした。
パオパオ等防寒資材の利用が有効的と思われます。

[昨年の販売実績と調理法]
5ケをパックに入れて250円で販売。
株あたり750円~1,000円になりました。
やはり馴染みが浅くあまり多く出すと売れ残る日が、
児菜(アーサイ)を食べた方に聞くと
ほろ苦さがあるが大変美味しいとの評判でした。

調理は天ぷら・炒め物が向いています。
また葉もお浸しとして食しても美味しくいただけます。

児菜の天ぷら
児菜の天ぷら

出荷荷姿
出荷荷姿

栽培圃場
栽培圃場   

記事 研究農場スタッフより

2018.01.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「インスタ映え野菜」

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します*

さて本日は、昨年の流行語大賞「インスタ映え」にちなんで、
インスタ映え野菜を紹介させていただきます。

農場の産直向け野菜の展示ハウスでは、昨年末に半分ほどの品種の栽培が終了しました。
紫色の白菜・ブロッコリー、スパイラル状のカリフラワー、カラフルな大根など、色とりどりでまさにインスタ映えする野菜がたくさん収穫できました*

インスタ映え

インスタ映え②

昨年は多くのお客様にご来場頂き、紹介させて頂く事ができ、様々な品種を知っていただくことができ良かったです。

今はカラフルな人参が見ごろとなっております。
ぜひご来場くださいませ!!

記事研究農場スタッフより

2017.12.08 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「大玉トマト品種比較試験」

農場では、ミニトマトと同様に大玉トマトも品種比較試験を行っています。
栽培方法はココバッグ栽培です。

写真

レギュラー品種6点と黄化葉巻耐病性品種13点を比較栽培しています。
基準品種に合わせた管理のため、草勢はそれぞれ差が出ています。

生育では開花段数や節間長、葉先枯れの発生具合
収量調査では食味、果実形状・肥大・硬さ・割れにくさなど様々な項目を調査しています。
栽培方法は産地によって異なり越冬長期作の産地や、短期作、夏秋作の産地など多種あります。
それぞれの産地、栽培方法に適した品種がご提案できるよう日々調査を行っています。

現在10段目開花、3~4段目収穫中です。
今年は10月の天候不順もあり、着果はしたものの肥大不良も見られます・・・。
品種特性はわかりやすくなっておりますので、ご来場の際は品種選定の参考にしていただければと思います!

記事 研究農場 スタッフより

2017.11.01 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「農場の胡瓜」

10月5日の記事で紹介しました農場の胡瓜の状況です。

胡瓜

農場では蔓下ろし栽培を行っており、親づるを14節目で摘芯し、側枝を4本伸ばす仕立て方をしています。

昨年度は摘芯した部分から病気が発生してしまったので、今年は予防策として切り口に農薬を塗布しました。

摘芯

定植してからもうすぐ1ヵ月が経ちますが、今年は曇天続きの影響で側枝の発生が悪いように思います。
側枝の発生を助長するために、親づるを摘花してみましたが・・・効果があることを祈るばかりです。


記事 研究農場 スタッフより

2017.10.13 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「キャベツ栄養生長」

研究農場の品種比較栽培のキャベツ。

キャベツ

今年は集中豪雨や台風の被害も無く順調に生育しているなあと安心していたら、最近様子がちょっと変です。

心配なのは7月24日は種、8月18日定植の冬系キャベツ年内収穫の作型です。
通路が見えないくらい外葉が肥大し栄養成長気味となり球肥大が遅れています。

171013キャベツ

今年は定植してから猛暑日がつづき加えて雨もすくなく生育はゆっくり、9月11日に1回目追肥、土よせを実施、その後も雨がすくなく生育がゆっくりだったので、我慢しきれずに10月2日に2回目の追肥土よせ。

今思うと、あせらずに結球が進んだ段階で2回目の追肥をすればよかったと生育に合わせた追肥の難しさを実感しています。

葉物野菜のキャベツは基本的には栄養生長気味に管理すれば良いのですが、生育が旺盛になりやすい年内収穫の作型は栄養生長に傾けすぎない肥料管理も必要です。
とはいえ、10月、11月は研究農場キャベツ圃場で各作型・生育段階による品種の違いを見ることができる良い時期になります。

ご来場お待ちしております! 

記事 研究農場 スタッフより

2017.10.05 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「きゅうり養液栽培」

研究農場第4圃場のDハウスでは、きゅうりの養液栽培展示を行います。

D準備1

昨年度は培地加温試験を行いましたが、今年の試験内容は
★TF濃縮トマトとTFフルミックスの肥料比較試験
★給液時間の違いによる生育の差の確認
★品種比較試験の3項目です。

今はまだ育苗中ですが、様子を見つつ10月上旬ごろ定植する予定です。

キュウリ苗1

キュウリ苗2

きゅうりの養液栽培は全国的にはまだまだ普及しておりませんが、
「きゅうりの養液栽培といえばトヨタネ!」といって頂けるよう栽培技術を確立させていきたいと思います。

出展:「世界のA農」日本農業新聞」9/1より (北海道より北の国でのキュウリ養液栽培)

記事 研究農場 スタッフより

2017.09.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「ミニトマト品種比較試験」№2

8月25日の定植時ミニトマトは、
ミニ品種比較

9月15日現在2~3段目が開花している状態です。
写真のように順調に生育しています☆
品種比較画像


品種によって樹勢が違ってきているので、管理を統一するのが大変ですが、しっかり比較できるよう栽培していきたいです。

研究農場の第4圃場は、
キュウリを残して、全てのハウスでの定植が終わりました。
第4ほ場

これからも栽培状況などを随時お伝えしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

記事 研究農場 スタッフより

2017.09.07 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

「ミニトマト品種比較試験」

8月25日に、弊社第四圃場Aハウスにてミニトマト品種比較試験の定植を行いました。

ミニ品種比較

1ハウスでレギュラー品種が21種類、好食味品種が15種類で、合計36種類の品種を栽培し、比較していきます。

調査項目は収量、糖度など果実の調査の他に、開花段数や葉枚数、伸長速度などを調査していく予定です。
定植から2週間ほど経ちますが、開花スピードにも品種の差が見受けられます。
ホルモン処理も9月4日から開始しましたので、収量、樹姿にこれからどのような差がでてくるのか楽しみです。

記事 研究農場 スタッフより