2014.01.16 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
先日、大玉トマトの消毒をしました。
今回の消毒は、うどんこ病や灰色かび、葉かび病の病気とトマトザビダニの予防で行いました。
コナジラミは寒い時期なのでハウス内ではまだみつかっていません。
これからだんだん暖かくなっていきますので、再発しないように予防を心がけていきたいと思います。
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2014.01.14 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
先日、大玉トマトの糖度調査の記事を載せましたが本日はミニトマトの糖度調査を行いました。
トマトは収穫初めの1段目、2段目は比較的糖度がのりにくく、甘みも少ないですが現在は15段目ほどの収穫物になるので糖度ものり、おいしいトマトが収穫できています。
ミニトマトは基本的にそのまま食べるので糖度も非常に重要になってきます。
ただ、糖度が高い=高食味と決まるのではなく、酸味や皮の厚さ等のバランスも重要になってきますのでそのあたりの食味についても見ていきたいと思います。
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2014.01.11 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
寒波の影響で全国的に気温の低い日が続いています。
弊社研究農場があるのは愛知県豊橋市で比較的温暖な気候ではありますが、それでも早朝は氷点下近くまで気温が下がっています。
施設での栽培では作物により多少の違いはありますが、多くの場合冬季は暖房を使って栽培を行います。暖房の熱源として最も多く利用されているのが重油ですが、近年の原油高騰により重油の値段も非常に高くなり、施設栽培農家さんの経営を圧迫しています。
燃料の消費を少しでも抑えるためには施設の保温性を高める必要があり、弊社研究農場でも2重カーテン資材をはじめ、様々な保温資材の試験をしています。
また、意外と見落としがちですが、ハウス内の『隙間』を塞ぐことも保温性を高めるためには重要です。屋根のフィルムに穴が開いていないか。谷やサイドの換気部分に隙間ができていないか。内貼りカーテンの合わせ目がきちんと閉じているか。このような小さな隙間をきちんと塞ぐだけでも保温性は非常に高くなり、暖房の節約に有効です。
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2014.01.08 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場ではキャベツの品種比較試験をしております。やはり今年の天候で年明け収穫のキャベツの生育が厳しい寒波と、乾燥で生育が遅れています。
12月は二日雨が降っただけです。そんな中、今日は久しぶりの雨で寒波も少し緩んだ1日でした。でも厳しい寒波は戻りそうで、今後の生育が心配です。先日スーパーのキャベツを見たら1玉280円で販売されていました。こんな年でも安定生産できる品種を提供できればとつくづく思う年です。
今は、12月出荷予定のキャベツがようやく出来上がったこの頃ですが、1月~2月出荷予定の品種は玉伸びもしてなく心配してます。やはり露地野菜は天候の影響は大きい・・・。
【12月収穫予定キャベツ】 【1月~2月収穫予定キャベツ】
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2014.01.06 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
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2013.12.27 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
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2013.12.26 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では現在大玉トマト24品種を品種比較試験しています。
24品種すべて切って並べると形や部屋数など違いがわかります。
今回は大玉トマトの糖度調査を行いました。
糖度調査では糖度や部屋数、玉の硬さ、食味など調査しています。
24品種もあると、終わったころにはお腹がいっぱいです。
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2013.12.25 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
農場では毎年12月中旬から下旬にかけて白菜の結束をしています。
結束の理由としては耐寒や頭が開かないなどがあげられます。
これが終わるといよいよ1年も終わりに近づいたなという感じになります。
寒い時期の作業なので体は冷えますが来年に向けての体調管理もしっかりしていきたいです。
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2013.12.24 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
12月22日は冬至でした。
冬至とは、一年の内で最も太陽の角度が低くなる日で、日照時間も最も短くなる日です。
まだ外はこれからが冬本番ですが、ハウス内では冬至以降、春から夏の管理へと変わっていきます。
太陽の角度が高くなってくるとハウス内は気温が一気に上がるようになり、2月になれば室温が30℃近くになる日も出てきます。ただし外はまだ真冬の気温なのでハウス内外の温度差が20℃以上になることも珍しくなく、作業者も体調を崩しやすくなり、注意が必要です。
また、ハウス内が暑くなると換気をしますが、外気温が低いため、ほんの少しの換気でハウス内の温度が急激に変わってしまい、換気管理が非常に難しい時期でもあります。研究農場ではハウス内外の温度差を測定し、効率の良い換気のできる方法の試験もしています。
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2013.12.21 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]
少し前の話になりますが、ミニトマト圃場内にて『斑点病』にかかっている株を発見。
発病初期のものだったため、今現在は治まってはいますが、ハウス内の条件的にはこれからがもっとも発生しやすい季節になりますので注意が必要です(20~25℃+加湿)。
一昔前はあまり聞かなかった病気になりますが、最近は葉カビ耐病性のついた品種がほとんどで以前のように葉カビのための薬散回数が減ってきてしまったために多く発症するようになってしまいました。
ミニトマトについてはまだまだ斑点病耐病は標準装備になっていないので、今後の品種展開として『LS(リーフスポット)』に耐病の付いたものも重要な選定基準になってきますので、しっかりと様子を見ていきたいと思います。
(斑点病 写真)
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