ブログ「農場日記」

2019.12.20 [ 農場日記 | 農場プレゼンツ ]

12~1月のカリフラワー「この時期の管理」ポイント

カリフラワー【この時期の管理】ワンポイント
カリフラワー
一年で日差しが一番弱い時期になります。 気温も低くなるので病害虫の被害が少なくなる時期です。
しかし近年の気象を振り返ると温暖化、
極端な気象変化による病虫害発生や生育不良のリスクが高くなっていると考えられます。

tenki jp」などの気象予測情報をチェックし早めの対策を打ってゆきましょう。

【低温乾燥冬のお勧め資材】
👉カルパンチMIX

カルパンチ

腐植酸配合微量要素入りカルシウム液肥。
吸収されやすいキレートカルシウムによる欠乏症の軽減だけでなく微量要素不足の 改善による茎葉の強化を。
悪天候が続いた時はペンタキープHyperとの混用施用をおすすめします。
800倍にて葉面散布施用。

👉タキイトレエース

タキイトレエース

トレハロース入り微量要素肥料。
トレハロースの氷結晶成長抑制効果による寒害軽減、
保水効果によるしおれ軽減および鮮度保 持。
500~1000倍にて葉面散布。
寒害が予想される約1ヶ月前から2~3回施用をおすすめ。

👉ペンタキープHyper

ペンタキープ

葉緑素の素 5ALAを施用することで光合成をバックアップ。
窒素過多の作物は病害虫におかされやすいと言われます。
光合成を 促進することで作物の窒素代謝を高めます。
5000~7000倍にて葉面散布。

👉粒状亜リン酸1号

亜リン酸粒状

リン酸と加里をバランスよく配合してあり、
亜リン酸の効果で根張りが良くガッチリとした苗づくりに。
長期間に渡る育苗に適してい ます。
育苗培土40リットルに200~300g混合
または、育苗トレー覆土時に散布します。

低温乾燥時の生育不良対策として
・・・ペンタキープHyper 5000倍 + カルパンチMIX 800倍葉面散布

【病害虫管理】
◉比較的病害虫は少ない時期ですが、
東海地方ではコナガなどは露地で越冬できる。
食害がみられたら収穫前日でも散布可能なBT剤などで初期防除。
◉収穫残渣がコナガなどの害虫繁殖場所になるので収穫が終了したら早めにすきこみ、
再生残渣も早めに除去。
◉根こぶ病・菌核病などの病害発生株は早めに抜き取り圃場外処分を行いましょう。

《農薬散布参考例)
カリフラワーの農薬散布参考例
《ご注意ください》
農薬散布にあたっては、農薬登録内容を農薬ラベル等で確認の上、使用してください。

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