ブログ「社長のつぶやき」

2022.11.07 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

日本の飲食費は安い

年代による差はあると思うが、私(64歳)の年代、1970年代・80年代に青年期を過ごしたものから見ると、日本の食料価格は高い、まして飲食費はとても高いという印象が頭に残っている。

国内産のお米は国際価格と比べると5~6倍高いので、自由化すればたちまち日本の米農家は壊滅する。したがって補助金を使って保護する必要があるという論理でした。

現在日本に食用米の輸出を狙っている国が有るのだろうか?これだけ米余りが続いても、ミニマムアクセス米と称する強制輸入米を受け入れている実態をどれだけの日本人が知っているのだろうか?そもそも日本人がお米に使うお金よりもパンに使うお金が上回っている上に、うどんやパスタも大好きだ。日本人の主食は「小麦」と言っても過言はない状況が続いている。


職業柄、よく日本の自給率はなぜこんなに低いのか、食料安保上問題ではないかと質問される時がある。そんな時、もちろんジョークのつもりで「小麦食禁止令を出して、農家に好きなだけお米を作ってもらえば直ぐに日本の自給率は70%以上になる」と答えたことがある。聞く人は多分パン・うどん・パスタ禁止令を出したら、暴動が起きると思ったことでしょう。その通りです。自由民主主義を大儀に掲げる日本には絶対できない政策です。

またかつてニューヨークを一人旅した折、臆病な私はマクドナルドしか入ることができなかった。マックなら美味しいし、英語も購買ルールもわからない私でも多分買うことができる。高いか安いかは二の次でしたが、今でも日本のマックバーガーは150円、今の為替水準ではたった1ドル、先進国では日本は世界の最安値だと思います。ビッグマックも日本なら410円、本場アメリカでは5ドル以上です。

日本のラーメンの人気は世界中に広がっているようですが、日本なら7~800円、アメリカなら2000円以上が相場のようです。一般的な日本人の感覚として昼食に1000円以上出せば、贅沢、高いという印象があるが欧米では2000円以上は当たり前のようです。

原材料費のコストはあまり変わらなくとも、土地代や人件費、そしてそもそも粗利率の捉え方がかなり違うのではないだろうか?日本の外食産業は品質高く、サービス・清潔に厳しく、その上相当国際価格より安いのだから、本当に大変だというのがよくわかります。


話を戻しましょう。もはや日本のお米や生鮮食料品価格は諸外国と比べても決して割高ではない。

日本人の可処分所得が上がらない中、身近な食料品価格が値上がりするのは消費者の立場からすれば本当に痛いですが、日本は食べ物が高いという昭和時代の神話だけは一度リセットすべきと思います。

ポストコロナのインバウンド需要、期待です。世界中の人に美味しくて、安全・清潔で、そしてなによりもお値打ちな日本食を爆食してもらいましょう。

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