ブログ「社長のつぶやき」

2018.02.10 [ 社長のつぶやき | トヨタネ通信「瓦版」 ]

瓦版2月号

トヨタネ瓦版2月17号を掲載しましたのでご覧ください。

瓦版イラスト

・巻頭記事:社史の編纂
・農場だより:キャベツ公開調査
・施設部より:「栽培サポートセンター
・野菜ソムリエシリーズ:魔法の鍋バーミキュラ!?
・編集室より:花フェスタin東三河

編集室より
  

2018.02.07 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

社史の編纂

 弊社はお蔭様で平成30年10月創立50周年を迎えます。
50周年と言えば、半世紀です。
誰しも認める節目であることは間違いありません。
創業の4名もすでに全員他界、創業時からの社員も一人もいなくなります(H30.4月現在)。
そうした中、尊敬する先輩経営者から社史の編纂を薦められました。
個人的には自己満足のように感じ、気が進まなかったのですが、この先誰も創業時の記憶を語れる人がいなくなる。
また新卒採用研修にも、会社の歴史を記録することはとても重要と考え改め、作成することにしました。
50年前私は小学5年生でした。
父親にドライブを兼ねてよく本社地に連れてきてもらいました。
一面の白菜畑、これから何が起きるのか聞いたことはありませんでしたが、夫婦の会話や、店の様子から新しいことが始まろうとしていることだけは感じていました。
当社カタログ1972年春
1972年当社カタログ裏表紙より
 今後更に50年後会社が存続し、その時の経営者や社員が50年史を読み返してくれたなら、何よりもありがたいことです。
「創業の理念」はすべての企業にとって、何よりも重要なアイデンティティ(自己存在証明)です。
創業時からすべてのスタッフが変わったにもかかわらず、同じ血が会社に流れているとするならば、そのこと自体が企業にとって解明すべき永遠の謎です。
変えるべきもの、変えてはならないものの価値基準が少しでも明らかになれば素晴らしい羅針盤となります。
創業から50年、どうして企業活動を継続することができたのか、お客様や、仕入れ先、地域社会、そして必死に頑張った経営者や社員のお蔭に他なりません。
今会社があり、これからも発展しようとしている時に、過去50年の恩、そして幸運を身に染みて感じるということは、とてもとても重要なことと感じています。

屋上より撮影
2018年2月7日現在(本社屋上より撮影)

川西 裕康

2018.01.10 [ 社長のつぶやき | トヨタネ通信「瓦版」 ]

トヨタネ「瓦版」1月号

トヨタネ「瓦版」1月16号を掲載しましたのでご覧ください。
瓦版イラスト

・巻頭記事:年頭の所信
・農場だより:2018年新年を迎えて
・生産部より:新年を迎えるに当たり
・施設部より:施設部の取り組み
・野菜ソムリエシリーズ:食べる胃腸薬?お助け野菜「ダイコン」

編集室より

2018.01.05 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

年頭の所信

明けましておめでとうございます。
平成30年、戌年、平成という元号が1年続く最後の年になります。
どんな年になるでしょうか、素晴らしい1年にしたいですね。

昨年は会社にとって新たな飛躍の可能性と、深刻な課題を突き付けられたエポックメイキングな年でした。
新たな飛躍の可能性は、我社が広域に日本の施設園芸に役立つ会社になれるよう,様々なチャレンジをしたことです。

大規模化イコール先進的なオランダ技術の輸入ではないはずです。
良いところは取り入れながら、日本の風土、文化、伝統、そして革新に寄り添える技術、サービスがあるのではと思っています。

かつてなかった広い知識や技術、現実を体験できたことは大きな財産となるでしょう。
一方、日本は少子高齢化、人口減少によって、農業は先細りしています。 
しかし頑張ろうとしている農業者は、大規模、高生産性を目指して、大きな投資を決断し、いわば命がけで戦っています。

高品質の生鮮品を消費者に提供し、喜んでもらいたいと望み、一方で経営も安定させたいと日々悪戦苦闘している。

そうした農家に寄り添えるだけの力が会社にあるのかどうか、残念ながら不足していることが多すぎます。
そうした現実にも直面した1年でした。

今年は上記の課題に対してひるむことなく、一つずつ進化できる会社を目指します。

どうか今年も宜しくお願い申し上げます。

川西社長
川西 裕康

2017.12.06 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

日本の施設園芸のこれから

 来年の干支は戌(イヌ)。
小生は酉年、しかも5回目(つまり還暦)でしたが、あっという間の1年でした。
天皇の生前退位のご意向を受け、平成も平成31年4月30日で終わることが決まりました。
還暦を過ぎてみると、新元号(2019)、東京オリンピック(2020)、リニア新幹線開通(2023)頑張って生きるための当面の努力目標のように感じます。
またこれから子供を授かろうとする夫婦にとっては、産まれる子の誕生日が平成か、新元号か、これから関心が高まるでしょうね。
 
 それにしてもやはり気になるのは、日本農業の行方、中でも施設園芸のこれからです。
温室等の設置面積は平成11年度53,517haをピークとして減少傾向が止まらず、平成26年度は43,232haだそうです。

ナーセリーハウス

 日本の施設園芸再興のために国が掲げた施策の目玉は次世代省エネ型高度施設園芸モデル(4ha規模 全国10か所 実施済)の展開、そして概ね1ha規模の大型ハウスモデルの全国展開(50か所 企画中)です。
前提となる考え方は現在の状況を放置すると、農家の高齢化、弱体化で担い手がいなくなるという危機感です。
生産性の劇的な向上とコストダウンによって、新たな農業の担い手が必要だという論理です。
それには新規参入法人も想定されています。

 弊社も「生産性の向上」につながる商品の開発・普及はコアビジネスと認識しています。
ただ現場感覚で一つ違うのは、施設トマトや胡瓜、あるいは露地のキャベツ等の野菜栽培において、近い将来作り手がいなくなる心配よりも、過剰生産で暴落するのではないかという心配の方が大きいということです。

 稲作においても本格的作付自由化を迎える来年以降、生産者が危惧しているのは、暴落です。
入口の議論として農業の高齢化・担い手の減少、遊休農地の増加、食料自給率の低下等の課題を据えながら、出口の心配事が作りすぎによる「暴落」であるとするならば、その過程の議論に何らかの整合性のミスマッチ、あるいは特異点があるのではないかと思うのです。

 10年後、20年後の施設園芸の担い手はどうなっているのか、是非元気で確認したいものです。
弊社は、前向きに頑張ろうとしている農業の担い手を全力でサポートができる会社でありたいと強く念じています。

川西社長
 川西裕康

2017.12.06 [ 社長のつぶやき | トヨタネ通信「瓦版」 ]

トヨタネ「瓦版」12月号

トヨタネ「瓦版」12月15号を掲載しましたのでご覧ください。
瓦版イラスト
・巻頭記事:日本の施設園芸のこれから
・農場だより「根こぶ病」
・「野菜ソムリエ」シリーズ:おやさいクレヨン
・田原リレーマラソン

編集室より

2017.11.11 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

還暦を迎えて

 いきなり個人的なことですが、今年11月60歳、還暦を迎えます。
誰しも思うのだろうが、子供の頃60歳はお爺さん?か老けたおじさん位の感覚だった。

 若き人も、私も今を生きている。
唯一違うのは、昔と今の違いを実体験で語れることだ。
38年前の入社時からの大きな変化をいくつか挙げてみたい。

 1980年入社時、固定TELのみだった。
FAXすらない。
今ではスマートフォン一つで必要な情報と、会話を手に入れることができる。

 次に変わったのが物流革命、まだ宅配便という概念がなかった。
小型便は駅留めだった。
今や宅配がネット通販と連動して実店舗を上回る勢いです。

 次に大きいことは禁煙革命?
入社当時、社内禁煙という概念はなかった。
各机には灰皿、1日机の上で吸い続ける方もいた。
バスでも飛行機でも電車でもタバコが吸えた。

 タバコを吸わない女性社員から猛烈な抗議を受けたことをよく覚えている。
しかもその灰皿を片付けるのも、男女トイレを掃除するのも女性社員の仕事だった。
まだまだ問題はあるが、会社における女性の地位向上もこの40年間の大きな出来事です。

 今後はどうか、AIの進捗とエネルギー革命の進展、そしてゲノム編集技術が重要なキーだと確信しています。
一方で国内のみで言えば、少子高齢化、人口減少社会においてターゲットマーケットのフォーカスが最も重要な問題になるだろうと思っています。

 とにかく会社は時代の波をしっかり捉え続けないと、すぐ沈没してします。
それにしてもこんな変化の激しい時代に産んでいただいたこと、生かしていただいていることに感謝です。

川西裕康


2017.11.11 [ 社長のつぶやき | トヨタネ通信「瓦版」 ]

トヨタネ「瓦版」11月号

トヨタネ「瓦版」11月14号を掲載しましたのでご覧ください。

・巻頭記事:還暦を迎える
・2018年春夏の「豊かさ実るタネを。」が出来上がりました。
カタログ
・韓国農業視察
・「野菜ソムリエ」シリーズ:飾りじゃなのよ、サラダはHAHA♬「ベジセントリック」時代
・2018年内定式」について

編集室より

2017.10.06 [ 社長のつぶやき | トヨタネ通信「瓦版」 ]

トヨタネ「瓦版」10月号

トヨタネ「瓦版」10月13号を掲載しましたのでご覧ください。

・巻頭記事:働き方改革
・農場便り
・クセがすごい!?パクチー
・「産業振興フェアinいわた」へ出展および

いわた出展

磐田市内に来夏、種苗施設建設を定例記者会見で発表
出展:静岡新聞より
記者会見

・ハウス完成検査


編集室より

2017.10.04 [ 社長のつぶやき | 日々のつぶやき ]

「働き方改革」について!

 最近「働き方改革」という言葉をよく聞く。テーマとしては、現代日本において最重要な課題と認識しています。建設業界、そして物流業界は特に深刻です。家の近くのマンション建設現場は土曜日も必ず働いている。労働市場は売り手優位が続き、すでに慢性的な人手不足となっている。現代社会のインフラ活動を支える最重要な分野でありながら、社会的地位が高いとは言い難い。

 弊社が関係する農業用ハウス建設現場も同様です。お客様からはもちろんのこと、監督官庁や関係機関から、より低コストで高規格、安全管理や必要資格の遵守を求められる中、建設現場で働くスタッフや下請け職員に高賃金・週休2日制や残業の解消を提案できるような状況にはない。飛躍的に労働生産性を上げる仕組みや、ロボット・AIの活用、工程管理の革新等が必要なのだろうが、お客様の意向に従って規格品でない構造物をその都度設計、請負する業態では、その実現は容易でない。「働き方改革」と「労働生産性アップ」その上でお客様に評価される仕組みをなんとしても実現できる未来を拓くしかない。

 それにしても2060年には、生産年齢人口は4418万人となり、最盛期の2分の1以下になるそうです。
生産年齢人工減少予測グラフ
出展:総務省より
社会のインフラは益々巨大化し、複雑になる中で、やがて新規どころか既存のインフラやシステムのメンテナンスだけでも、それを支える労働力の絶対不足時代になると心配します。特に建設業はAIでは代替できない代表的な業種だと思います。自らの社会的地位を向上させながら、年々先細りする若年労働力が確保できる憧れと誇りの持てる職場にするための道のりは長い。

川西裕康