たね&資材情報ステーション

栽培ワンポイントアドバイス

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定植初期摘果の必要性
 
抑制作の長段栽培では定植初期から培地温は非常に高くなりますので花数が過剰に付く可能性が高まります。 過剰に咲いた花を全てつけようとすると末端の果実は小果にしかならないにもかかわらず樹に対しての負担が多きく3-6段目で草勢が極端に衰えやすくなり、草勢の波が出来るので初期の摘花をお勧めします。 無摘果ですと一時的な初期収量は多くなりますが長段栽培において初期、樹に負担をかけすぎると5-6段目でかなり樹が細りそれ以降収量が減ってしまうことになります。 また、全てつけてしまうと花房全体の1果重の減少や、上位花房の肥大にも影響してきます。 特にミニトマトの場合では摘果の作業を行っていない方が多いですが初期においては過剰に付いた花は摘むことをお勧めします。 温度が下がり、着果負担が抜けるころからは花数が過剰に付くことは少ないので特に3段目まではしっかりと行いましょう。 また、定植初期においては収穫作業がないため比較的手が空く時期だと思います。 この時期にしっかり摘花を行い、なり疲れを軽減し波の少ない樹づくりをしていきましょう。



過剰な花の様子

過剰な花の様子


トマト栽培におススメ商品!

【電動作業車トールカー】

電動作業車トールカー
トールカーK-660-T-1
最近増えている、トマトハイワイヤー栽培の農家の声を取り入れて開発したトヨタネオリジナル商品になります。
★おススメポイント
  • 作業位置に合わせて、作業台の高さ(40cm~160cm)とハンドルの高さが調節でき、1台で低いところから高いところまでのトマトの樹の管理ができます。
  • フットスイッチ、手元でのボタンスイッチの走行スイッチどちらか選択できます。
  • 家庭用コンセントで充電ができます。
《仕様》
車体サイズ:全長1247x幅640x全高1660~2760mm
最大許容重量:100kg
作業台サイズ:400x840mm
タイヤサイズ:260mm(ノーパンク)
バッテリー:電圧12V 容量28Ah
モーター出力:40W 充電器:入力AC100 出力DC12V5A


【アグリトップシート】
アグリトップシート
 
害虫の粘着捕獲シートです。トマトの難防除害虫であるコナジラミ対策には必須の資材です。10アールあたり300枚程度を目安に設置をしてください。
★おススメポイント
  • 縦に吊り下げ、横向きに簡単・便利に設置できます。
  • 糊が液だれしにくいので害虫捕獲力が長期間持続。
  • 害虫をしっかりキャッチするが、マルハナバチは捕まりにくい糊質
《仕様》
入り数:1箱22パック入り(1パック12枚重層)
一枚のサイズ:幅10cmx長さ30cm(糊面8cmx20cm)
基材:ポリプロピレン  糊質:ポリブデン系粘着剤